
小野不由美『月の影 影の海〔上〕 十二国記』|(新潮文庫刊)
ファンタジー
月の影 影の海 十二国記
小野不由美新潮文庫・上下巻(十二国記 Episode1) / 新潮社 / 2012-06-27
ISBN 9784101240527(代表巻)
見知らぬ世界に連れ去られた高校生・陽子の旅を描く「十二国記」本編の入口。上下巻を通して、帰る場所を求める不安と他者を信じる難しさを追います。
版・巻を確認して購入先へこの本のあらすじ
高校生の陽子の前に、ケイキと名乗る男が現れます。異世界へ連れ去られた陽子は彼とはぐれ、見知らぬ土地をさまようことになります。なぜ自分が連れてこられたのか、誰を頼れば元の世界へ帰れるのか。追われる日々と出会いを通して、自分の居場所を探す旅を描く「十二国記」Episode1です。新潮文庫の上下巻で一作品になります。
読む前に知っておきたいこと
現代の学校を舞台にするEpisode0『魔性の子』とは異なり、陽子が異世界に入るところから本編へ進む作品です。世界の仕組みを先に覚えるより、主人公と一緒に未知の土地をたどりたい人への入口として提案します。
EDITOR’S NOTE
この一冊を選ぶために
ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。
- 陽子の異世界への旅を、上下二冊でたどる一作品
- 知らない世界で居場所を探す人物に付き添いたい人へ
- 追跡や裏切りを含み、穏やかな異世界の日常ものではない
こんな読み方をしたい人に
『魔性の子』から本編へ進みたい人、または陽子の旅から『十二国記』を読み始めたい人に。上下巻を用意し、人物や地名を振り返りながら読む選び方を提案します。
今回は別の本がよさそうなとき
代表書影と代表ISBNは上巻です。対象は紙の新潮文庫の上巻288ページ・下巻272ページで、二冊を一作品として掲載しています。電子版や講談社版とは区別してください。追われる不安や裏切りを含むため、安心できる異世界の日常だけを求める人には合わない場合があります。
- 読み進め方の目安
- 何回かに分けて、じっくり向き合いたいときの候補。区切りと進捗をメモに残すと、次に開く場所を思い出せます。
- 文章の雰囲気
- 骨太
- 選書時に重視した読後感
- 現実から離れる・視野が広がる。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
自分に合う版で、続きを読む。
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書誌・参考情報
- 著者
- 小野不由美
- 出版社
- 新潮社
- 掲載版の刊行情報
- 2012-06-27
- 版・判型
- 新潮文庫・上下巻(十二国記 Episode1)
- 上巻のISBN
- 9784101240527
- 下巻のISBN
- 9784101240534
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『月の影 影の海〔上〕 十二国記』新潮文庫版(下巻は同社124053) ↗(確認日 2026-10-01)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
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