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風の海 迷宮の岸 十二国記(小野不由美)の表紙

小野不由美『風の海 迷宮の岸 十二国記』(新潮文庫刊)

ファンタジー

風の海 迷宮の岸 十二国記

小野不由美

新潮文庫 / 新潮社 / 2012-09-28 / 400ページ

ISBN 9784101240541

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王を選ぶ役割を負う麒麟・泰麒は、人の子として育ったため自分の力がわからない。幼い麒麟の迷いを追う「十二国記」Episode2。

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この本のあらすじ

麒麟が王を選ぶ十二国の世界。戴国の麒麟である泰麒は、蝕によって蓬莱へ流され、人の子として育ちました。十年を経て故国へ戻されますが、麒麟としての役割がわかりません。王になろうと名乗りを上げる者たちを前に、泰麒は国の行方を担う一人を選べるのか。幼い麒麟の葛藤を追う長編です。

読む前に知っておきたいこと

Episode1『月の影 影の海』が人の側から異世界を知る物語なのに対し、こちらは王を選ぶ麒麟の側から十二国の仕組みを見ます。序章『魔性の子』とつながりのある作品でもあります。

EDITOR’S NOTE

この一冊を選ぶために

ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。

  • 幼い麒麟・泰麒の迷いを、新潮文庫一冊で読める長編
  • 自分の役割に自信が持てない主人公に関心がある人へ
  • 用語は『月の影 影の海』と共通。Episode1の後に読む順を提案

こんな読み方をしたい人に

異世界の冒険より、責任の重さに戸惑う人物の心の動きを読みたい人に。『月の影 影の海』を読み終え、十二国の仕組みをもう少し知りたいときの次の一冊として提案します。

今回は別の本がよさそうなとき

王や麒麟、蝕など、シリーズ固有の用語が多く出てきます。Episode番号は作品の順番で、上下巻の巻数ではありません。掲載版は400ページの新潮文庫《完全版》で、単巻です。

読み進め方の目安
何回かに分けて、じっくり向き合いたいときの候補。区切りと進捗をメモに残すと、次に開く場所を思い出せます。
文章の雰囲気
骨太
選書時に重視した読後感
現実から離れる・視野が広がる。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
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書誌・参考情報

出版社
新潮社
掲載版の刊行情報
2012-09-28
版・判型
新潮文庫
掲載版のページ数
400ページ
新潮文庫のISBN
9784101240541

版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『風の海 迷宮の岸 十二国記』新潮文庫 ↗(確認日 2026-10-04)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。

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