
米澤穂信|『儚い羊たちの祝宴』|(新潮文庫刊)
ミステリー
儚い羊たちの祝宴
米澤穂信新潮文庫 / 新潮社 / 2011-06-28 / 336ページ
ISBN 9784101287829
上流階級の娘たちの読書サークル「バベルの会」を結び目とする五つの物語。読書の趣味と、屋敷の内側に潜む不穏さをたどるミステリーです。
版・巻を確認して購入先へこの本のあらすじ
読書サークル「バベルの会」に集うのは、上流階級の娘たちです。その一人、丹山吹子の屋敷では家族が殺される事件が起きます。暮らしの作法や読書の趣味の背後に、どんな欲望が隠れているのか。会につながる人々と屋敷を舞台に、不穏な出来事を描く五編を収めた連作ミステリーです。
読む前に知っておきたいこと
読書サークルを共通項に、異なる屋敷や人物を描く五編です。一編ずつ区切る読み方と、作品間のつながりを確かめる読み方の両方を選べます。古典部シリーズの続編ではありません。
EDITOR’S NOTE
この一冊を選ぶために
ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。
- バベルの会を結び目にした五編の連作を収録
- 米澤作品の中でも、屋敷と暗い欲望の物語を選びたい人へ
- 殺人を含み、古典部の学校生活とは趣が異なります
こんな読み方をしたい人に
『満願』から米澤穂信の別の短編集を探している人や、上品な暮らしの裏にある不穏さに関心がある人に。学校の日常の謎より、暗い欲望を描く作品を読みたい場合に提案します。
今回は別の本がよさそうなとき
殺人や残酷な題材を含みます。短編だから気軽に読める、という意味ではありません。対象は五編を収めた336ページの文庫一冊です。掲載日は出版社の文庫発売日で、openBDの刊行月は2011年7月です。
- 読み進め方の目安
- 日々の読書時間に組み込みたいときの候補。まとまった時間がない日は、無理に読み切らず、気になるところで区切ってみてください。
- 文章の雰囲気
- 骨太
- 選書時に重視した読後感
- 視野が広がる。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
自分に合う版で、続きを読む。
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書誌・参考情報
- 著者
- 米澤穂信
- 出版社
- 新潮社
- 掲載版の刊行情報
- 2011-06-28
- 版・判型
- 新潮文庫
- 掲載版のページ数
- 336ページ
- 新潮文庫のISBN
- 9784101287829
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『儚い羊たちの祝宴』新潮文庫版 ↗(確認日 2026-09-27)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
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