
吉田修一『湖の女たち』(新潮文庫刊)
ミステリー
湖の女たち
吉田修一新潮文庫 / 新潮社 / 2023-07-28 / 400ページ
ISBN 9784101287591
湖畔の介護施設で、寝たきりの男性が殺された。捜査する刑事と施設で働く女性、事件を追う記者。それぞれの動きから過去の出来事が浮かぶ長編。
版・巻を確認して購入先へこの本のあらすじ
湖のほとりにある介護施設で、寝たきりの男性が殺されます。捜査にあたる刑事は、施設で働く女性と出会い、二人は人に言えない関係へ踏み込んでいきます。一方、事件を取材する記者は、亡くなった男性が旧満州で人体実験に関わっていたことを突きとめますが、取材の中止を命じられます。湖に集まる人々は、何を抱えているのでしょうか。
読む前に知っておきたいこと
全五章の構成で、章題には「百歳の被害者」「満州の丹頂鶴」などが並びます。現在の殺人事件の捜査と、旧満州での出来事を掘り起こす取材が並行して進みます。
編集部の選書メモ
この一冊を選ぶために
- 介護施設の殺人、刑事と女性の関係、記者の取材が並行する
- 人の欲望や、戦時中の出来事に踏み込む小説を読みたい人へ
- インモラルな関係と人体実験の話題を含む。新潮文庫400ページ
こんな読み方をしたい人に
2024年5月公開の映画『湖の女たち』(大森立嗣監督)の原作を読みたい人に。『悪人』『国宝』など吉田修一の長編を読み、別の作品を探しているときの候補です。
今回は別の本がよさそうなとき
刑事と女性のインモラルな関係や、戦時中の人体実験が題材に含まれます。重い題材を避けたいときは別の本を選んでください。掲載版は2023年刊の新潮文庫(400ページ)で、単行本は2020年刊です。
- 読み進め方の目安
- 日々の読書時間に、少しずつ。
- 文章の雰囲気
- 骨太
- 選書時に重視した読後感
- 視野が広がる
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購入・図書館利用の補足
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書誌・参考情報
- 著者
- 吉田修一
- 出版社
- 新潮社
- 掲載版の刊行情報
- 2023-07-28
- 版・判型
- 新潮文庫
- 掲載版のページ数
- 400ページ
- 新潮文庫のISBN
- 9784101287591
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『湖の女たち』新潮文庫 ↗(確認日 2026-10-09)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
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