
三宅香帆『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』|(新潮新書刊)
新書・教養
「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか
三宅香帆新潮新書 / 新潮社 / 2025-09-18 / 272ページ
ISBN 9784106111013
読んだ本の感想が「面白かった」で止まるときに。比較や抽象化など五つの視点から、作品の受け取り方を考える読書術。
版・巻を確認して購入先へこの本のあらすじ
本や映画を楽しんでも、その理由をうまく言葉にできない。そんなときに使える読み方を、文芸評論家の三宅香帆が比較・抽象・発見・流行・不易の五つの視点で整理します。考え方を解説する章と作品を取り上げる実践の章を行き来し、鑑賞ノートの作り方にも触れる一冊です。
読む前に知っておきたいこと
読書量を増やすことより、受け取った内容から何を見つけるかに焦点を置く本です。比較・抽象・発見・流行・不易という五つの視点と、具体的な作品を扱う実践部分を照らし合わせて、自分の感想の組み立て方を考えられます。
EDITOR’S NOTE
この一冊を選ぶために
ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。
- 五つの視点による技術解説と、作品を取り上げる実践で構成
- 読書の感想を、自分の言葉で記録したり話したりしたい人に
- 速く大量に読む方法より、一つの作品の受け取り方に注目
こんな読み方をしたい人に
感想が「面白かった」で止まり、読書ログや会話でもう一歩具体的に伝えたい人に。まず好きな一冊を決め、一つの視点だけ試して短く記録する使い方を提案します。小説だけでなく、映画やドラマなどの受け取り方にも関心がある人の候補です。
今回は別の本がよさそうなとき
読む速さや記憶力が上がること、会話がうまくなることを保証する本としては紹介しません。実践部分には個別作品の考察があるため、内容を知らずに作品を楽しみたい場合は目次で扱う題材を確認できます。読書する余裕そのものの問題を考えたい場合は、同著者の『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』も別の入口です。
- 読み進め方の目安
- 日々の読書時間に組み込みたいときの候補。まとまった時間がない日は、無理に読み切らず、気になるところで区切ってみてください。
- 文章の雰囲気
- 軽やか
- 選書時に重視した読後感
- 知識が増える・視野が広がる。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
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書誌・参考情報
- 著者
- 三宅香帆
- 出版社
- 新潮社
- 掲載版の刊行情報
- 2025-09-18
- 版・判型
- 新潮新書
- 掲載版のページ数
- 272ページ
- 新潮新書のISBN
- 9784106111013
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』新潮新書 ↗(確認日 2026-09-17)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
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