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思いがけず利他(中島岳志)の表紙

単行本・四六判の書影

新書・教養

思いがけず利他

中島岳志

単行本・四六判 / ミシマ社 / 2021-10-25 / 184ページ

ISBN 9784909394590

誰かのためにしたことは、相手にどう届くのか。落語や言葉、職人の仕事、偶然性の哲学を手がかりに、利他の難しさと可能性を考える一冊です。

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この本のあらすじ

よかれと思った行動でも、受け取る相手にとって助けになるとは限りません。中島岳志は、古典落語やヒンディー語の構文、職人の仕事、九鬼周造の偶然性の哲学などを手がかりに、利他を捉え直します。行う側の意思だけでなく、受け取ることや思いがけない出会いへと視点を移していく四章構成です。

読む前に知っておきたいこと

善意を持つ側だけでなく、受け取る側や偶然に目を向けて利他を論じます。落語、言葉の構造、ケアや職人の仕事など、異なる領域を手がかりにした四章構成です。

EDITOR’S NOTE

この一冊を選ぶために

ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。

  • 落語・言語・仕事・哲学を行き来して利他を考える四章
  • 善意と押しつけの違いに立ち止まって考えたい人へ
  • 184ページの単行本。対人関係の即効的な手順書ではない

こんな読み方をしたい人に

人の役に立ちたい気持ちと、相手の望みとのずれを考えたい人に提案します。具体的な行動の正解を決める前に、助ける・助けられるという関係を問い直す読み方ができます。

今回は別の本がよさそうなとき

短めの単行本ですが、哲学や宗教に関わる議論を含みます。気軽な善行のリストではありません。当サイトの「新書・教養」は内容分類で、掲載版の判型は新書ではなく四六判です。

読み進め方の目安
短い区切りから読み始めたいときの候補。短く読める分類でも、内容の軽さや読了時間を保証するものではありません。
文章の雰囲気
骨太
選書時に重視した読後感
視野が広がる・知識が増える。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
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書誌・参考情報

出版社
ミシマ社
掲載版の刊行情報
2021-10-25
版・判型
単行本・四六判
掲載版のページ数
184ページ
単行本・四六判のISBN
9784909394590

版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:ミシマ社『思いがけず利他』 ↗(確認日 2026-10-03)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。

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