
杉井光『世界でいちばん透きとおった物語2』(新潮文庫刊)
ミステリー
世界でいちばん透きとおった物語2
杉井光新潮文庫nex / 新潮社 / 2025-01-29 / 256ページ
ISBN 9784101803005
新人作家の藤阪燈真に託された、解決編のないミステリー原稿。亡くなった作家の構想を、編集者の霧子と探る第2作。
版・巻を確認して購入先へこの本のあらすじ
新人作家の藤阪燈真は、コンビ作家・翠川双輔による未完成のミステリー『殺導線の少女』を受け取ります。物語を組み立てる担当者が亡くなり、解決編が残っていない原稿でした。編集者の霧子とともに、燈真は作中の事件と作者が考えていた結末を探っていきます。
読む前に知っておきたいこと
完成済みの小説の犯人を当てるだけでなく、作者が用意するはずだった解決編を考える設定です。原稿を読む燈真と霧子の側と、原稿内の事件を区別して追うことに関心があるかが選ぶ軸になります。第1作の仕掛けと同じ体験になるとは断定しません。
EDITOR’S NOTE
この一冊を選ぶために
ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。
- 未完成の原稿を読み解く、作家と編集者の調査が中心
- 誰が犯人かに加え、物語の作り方にも関心がある人に
- 第1作とは別の事件を扱う続編で、上下巻の下巻ではない
こんな読み方をしたい人に
第1作を読み、燈真と霧子が次にどんな原稿に向き合うかを知りたい人に。256ページの長編で、短編集のように別々の話を一編ずつ読むより、一つの原稿の謎をつないで追いたい日の候補です。
今回は別の本がよさそうなとき
作家の死と殺人ミステリーの原稿を扱います。シリーズを初めて選ぶ場合は、第1作から燈真の背景を知る方法もあります。第1作の下巻や解説書ではなく、別作品として刊行された続編です。掲載版は紙の文庫ですが、電子版も刊行されています。
- 読み進め方の目安
- 日々の読書時間に組み込みたいときの候補。まとまった時間がない日は、無理に読み切らず、気になるところで区切ってみてください。
- 文章の雰囲気
- 軽やか
- 選書時に重視した読後感
- 現実から離れる。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
自分に合う版で、続きを読む。
購入先では、書名・著者に加えてISBNと版・巻を確認してください。紙・電子、単行本・文庫ではページ数や収録内容が異なる場合があります。価格と在庫は購入先の最新情報をご確認ください。
Amazon・楽天へのリンクにはアフィリエイト広告を含みます。購入は必須ではありません。気になる場合は、まず「読みたい」に保存できます。
図書館の所蔵・利用条件はリンク先でご確認ください。当サイトでは貸出状況を取得していません。
書誌・参考情報
- 著者
- 杉井光
- 出版社
- 新潮社
- 掲載版の刊行情報
- 2025-01-29
- 版・判型
- 新潮文庫nex
- 掲載版のページ数
- 256ページ
- 新潮文庫nexのISBN
- 9784101803005
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『世界でいちばん透きとおった物語2』新潮文庫nex ↗(確認日 2026-09-16)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
編集方針・情報の扱いを読む読んだあとに、自分だけのレビューを。
星評価と感想はこのブラウザ内に保存されます。公開レビューや他の読者の評価ではありません。










