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伊坂幸太郎

伊坂幸太郎のおすすめ本、17冊をご紹介します。

千葉県生まれの作家。独特のユーモアと緻密な伏線回収が魅力。『ゴールデンスランバー』で本屋大賞を受賞し、映画化もされた人気作家。

読む一冊を比較して選ぶ

作品ごとの違いや選ぶ基準を知りたい方は、伊坂幸太郎の入門ガイドへ。 あらすじを一冊ずつ確認したい方は、この下の書籍一覧から探せます。

伊坂幸太郎はどれから読む?おすすめの読む順番

つぎの一冊が選ぶ、はじめての1冊とその次の2冊。

はじめての1冊

ゴールデンスランバー

『ゴールデンスランバー』は壮大な逃走劇を一気読みさせる代表作。伏線が回収されていく快感という伊坂作品の醍醐味を最初に体験できます。

次の1冊

アヒルと鴨のコインロッカー

『アヒルと鴨のコインロッカー』は伏線の妙が光る初期の名作。伊坂作品の構造の面白さを味わえます。

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グラスホッパー

『グラスホッパー』は殺し屋シリーズの第1作。クールでユーモアのある伊坂流エンタメの一翼です。

作品同士がさりげなく繋がるのも伊坂作品の楽しみです。殺し屋シリーズは『グラスホッパー』→『マリアビートル』の順がおすすめです。

伊坂幸太郎のおすすめ本

シリーズ作品・受賞作・話題作を中心にご紹介します。

  • グラスホッパー(伊坂幸太郎)の表紙1

    ミステリー

    グラスホッパー

    伊坂幸太郎

    殺し屋シリーズ第1作・映画化(2015年)。伊坂幸太郎の代表作として現在も読まれる。

    妻を奪われ復讐を企てる元教師の「鈴木」。相手に自殺を強いる殺し屋「鯨」。ナイフ使いの天才「蝉」。立場も目的も違う三人が、同じ「押し屋」を追い始めます。それぞれの思惑が交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出します。映画化もされた、殺し屋シリーズ第1作です。

    この本の魅力

    1. 1殺し屋シリーズ第1作・映画化(2015年)
    2. 2三人の視点が交差し、一つの事件へ収束する構成
    3. 3乾いた会話と暴力的な事件が同じ速度で進む
  • マリアビートル(伊坂幸太郎)の表紙2

    ミステリー

    マリアビートル

    伊坂幸太郎

    殺し屋シリーズ第2作・ハリウッド映画「ブレット・トレイン」(2022年・ブラッド・ピット主演)の原作。

    盛岡行きの東北新幹線に、息子の復讐を企てる木村、誘拐された人物と身代金を運ぶ蜜柑と檸檬、鞄を盗んですぐ降りるはずだった七尾が乗り合わせます。さらに、周囲の人間を巧みに操る中学生・王子も同じ列車にいました。それぞれの目的が車内でぶつかり、降りることのできないまま事態が連鎖していきます。

    この本の魅力

    1. 1殺し屋シリーズ第2作・ハリウッド映画「ブレット・トレイン」の原作
    2. 2新幹線という密室で交錯する、個性豊かな殺し屋たちの群像劇
    3. 3複数の目的がぶつかり、車内で状況が次々に変わる
  • 777 トリプルセブン(伊坂幸太郎)の表紙3

    ミステリー

    777 トリプルセブン

    伊坂幸太郎

    不運な殺し屋・七尾が高級ホテルで思わぬ事態に巻き込まれる、殺し屋シリーズ第4作。

    殺し屋の七尾が請け負ったのは、高級ホテルの一室にプレゼントを届けるだけの簡単な仕事のはずでした。同じホテルには、驚異的な記憶力を持つ女性・紙野結花が身を潜めており、彼女を追う裏稼業の人間たちが続々と集まってきます。『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』に続く殺し屋シリーズ第4作の文庫版です。

    この本の魅力

    1. 1高級ホテルを舞台に、思惑を抱えた人物たちが交錯する群像劇
    2. 2不運な殺し屋・七尾を描くシリーズ作品の文庫版
    3. 3テンポのよい会話と伏線回収を楽しみたい人向け
  • AX アックス(伊坂幸太郎)の表紙4

    ミステリー

    AX アックス

    伊坂幸太郎

    『AX アックス』伊坂幸太郎|KADOKAWA/角川文庫

    殺し屋の兜は、家庭では妻の機嫌を気にする父親。危険な仕事をやめたい思いと、家族を養う暮らしの間に立つ物語。

    兜は殺し屋として仕事をする一方、家では妻に気を遣い、息子を持つ父親として暮らしています。息子の誕生を機に仕事から離れたいと考えるようになったものの、依頼を仲介する医師との関係は続いていました。家族との生活と殺し屋の仕事という、両立しにくい二つの側面から兜を描く作品です。

    この本の魅力

    1. 1殺し屋としての顔と、夫・父親としての顔を並べて読む
    2. 2伊坂幸太郎の人物同士のやり取りに関心がある人への候補
    3. 3家庭の場面があっても、殺人や暴力を扱う作品である点に注意
  • 重力ピエロ(伊坂幸太郎)の表紙5

    ミステリー

    重力ピエロ

    伊坂幸太郎

    2009年映画化(加瀬亮・岡田将生主演)。放火事件を追う兄弟を描く、伊坂幸太郎の代表作。

    兄の泉水と弟の春が暮らす街で、連続放火と、それを予告するようなグラフィティアートが現れます。兄弟は、落書きと遺伝子の規則に奇妙なつながりがあることに気づき、事件を追い始めます。調査は、家族が抱えてきた過去へと近づいていきます。

    この本の魅力

    1. 12009年に映画化された、伊坂幸太郎の代表作
    2. 2放火事件の謎と、家族の絆が交錯する物語
    3. 3伏線が美しく回収される、読後感の温かいミステリー
  • ラッシュライフ(伊坂幸太郎)の表紙6

    ミステリー

    ラッシュライフ

    伊坂幸太郎

    四つの物語と十人以上の人生が交差する群像劇。2009年に映画化された伊坂幸太郎の長編。

    新しい標的を探す泥棒、父を自殺で失い神に憧れる青年、不倫相手との再婚を望む女性カウンセラー、失業して家族と別れた男と野良犬。並行して進む四つの物語と十人以上の人生が、同じ街の中で思いがけない形に交差していく群像劇です。

    この本の魅力

    1. 12009年に映画化された、伊坂幸太郎の代表作
    2. 2四つの物語が並行しながら交差する群像劇
    3. 3出来事を見る位置によって意味が変わる構成
  • アイネクライネナハトムジーク(伊坂幸太郎)の表紙7

    恋愛・人間ドラマ

    アイネクライネナハトムジーク

    伊坂幸太郎

    2019年映画化(今泉力哉監督・三浦春馬主演)。6つの物語が緻密につながる、伊坂幸太郎の連作短編集。

    妻が家を出た会社員、声しか知らない相手に恋をした美容師、かつて自分をいじめた同級生と再会した会社員。六つの物語に登場する人々の選択や出会いが、時間を隔てながら少しずつつながっていきます。人と人が関係を築く瞬間を描く連作短編集です。

    この本の魅力

    1. 12019年に三浦春馬主演で映画化された連作短編集
    2. 26つの物語が緻密につながる構成の妙
    3. 3伊坂幸太郎らしい、優しさと伏線の世界
  • フィッシュストーリー(伊坂幸太郎)の表紙8

    ミステリー

    フィッシュストーリー

    伊坂幸太郎

    表題作のほか「サクリファイス」「ポテチ」など中編4作を収録。表題作は2009年に映画化。

    売れないロックバンドが最後の録音に残した一曲が、時間を越えて誰かへ届く表題作「フィッシュストーリー」。そのほか、黒澤が登場する「サクリファイス」「ポテチ」など、異なる語り口の中編四作を収録した作品集です。表題作は2009年に映画化されました。

    この本の魅力

    1. 12009年に映画化された表題作を収録
    2. 2表題作を含む、作風の異なる中編4作を収録
    3. 3伊坂幸太郎らしい、伏線とユーモア
  • 逆ソクラテス(伊坂幸太郎)の表紙9

    ミステリー

    逆ソクラテス

    伊坂幸太郎

    小学生たちが周囲の先入観や決めつけに疑問を持ち、自分たちの言葉と行動で状況を変える五編の短編集。

    表題作「逆ソクラテス」をはじめ、小学生の視点から先入観や決めつけに立ち向かう五つの物語を収録しています。大人が作った評価に疑問を持ち、自分たちの言葉と行動で状況を変えようとする子どもたちを描く短編集です。

    この本の魅力

    1. 1小学生の視点と軽快な会話で進む、読みやすい短編集
    2. 2子どもから大人まで、考えさせられるテーマ
    3. 3ユーモアのある会話と、子どもが抱える迷いをともに描く
  • オーデュボンの祈り(伊坂幸太郎)の表紙10

    ファンタジー

    オーデュボンの祈り

    伊坂幸太郎

    外界から隔てられた荻島で未来を語るカカシ・優午が殺され、伊藤が島に欠けたものを探る長編。

    伊藤は、外界から隔てられた荻島へ連れてこられます。島には、未来の出来事を話すカカシの優午をはじめ、独自の暮らしを送る住人たちがいました。やがて優午が殺され、伊藤は島に欠けているものと事件の理由を探っていきます。

    この本の魅力

    1. 1奇抜な設定で、最後まで目が離せない
    2. 2伏線が張り巡らされた、巧みな構成
    3. 3読み終わると、町の風景が思い浮かぶ物語
  • アヒルと鴨のコインロッカー(伊坂幸太郎)の表紙11

    ミステリー

    アヒルと鴨のコインロッカー

    伊坂幸太郎

    大学進学で引っ越した椎名は、隣人から本屋を襲って広辞苑を奪おうと持ちかけられる。現在と過去が交差する青春ミステリー。

    大学進学を機に一人暮らしを始めた椎名は、隣人の河崎から「本屋を襲って広辞苑を奪う」計画に誘われます。奇妙な頼みの背景には、二年前に起きた出来事と、河崎が語るブータン人の留学生をめぐる事情がありました。二つの時間を行き来しながら真相へ近づく青春ミステリーです。

    この本の魅力

    1. 1現在と過去が交差し、見えていた出来事の意味が変わる構成
    2. 2軽快な文体で、サスペンスが楽しめる
    3. 3物語の仕掛けに、最後まで目が離せない
  • ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)の表紙12

    ミステリー

    ゴールデンスランバー

    伊坂幸太郎

    首相暗殺の濡れ衣を着せられた元宅配便ドライバーが、仙台の街を逃げ続ける長編。

    首相の凱旋パレードが行われる仙台で、元宅配便ドライバーの青柳雅春は、旧友から首相暗殺の犯人に仕立てられようとしていると告げられます。直後に爆発が起き、青柳は巨大な追跡網から逃げることになります。学生時代の友人やかつて出会った人々とのつながりを頼りに、身に覚えのない容疑から逃れる姿を描きます。

    この本の魅力

    1. 1逃走と追跡が短い場面で切り替わり、物語が連続して動く
    2. 2伏線が美しく回収される快感
    3. 3友人の絆に、胸が熱くなる
  • さよならジャバウォック(伊坂幸太郎)の表紙13

    ミステリー

    さよならジャバウォック

    伊坂幸太郎

    夫は死んだ。死んでいる。私が殺したのだ——。伊坂幸太郎デビュー25周年の書き下ろし長編ミステリー。本屋大賞2026 10位。

    結婚後、別人のように冷たくなった夫の暴言と暴力に耐えてきた妻は、夫を殺したと告白します。その言葉から始まる出来事を通して、語られた内容の意味と物語の全体像が変化していく長編ミステリーです。

    この本の魅力

    1. 1伊坂幸太郎デビュー25周年の記念作
    2. 2本屋大賞2026 10位入賞
    3. 3最後の最後まで続く、伊坂らしいどんでん返し
  • 死神の精度(伊坂幸太郎)の表紙14

    ミステリー

    死神の精度

    伊坂幸太郎

    調査対象の死を七日間観察する死神・千葉を描くシリーズ第1作。六つの仕事を収めた短編集の新装版。

    好きなものは音楽、嫌いなものは渋滞。死神・千葉は、人間の世界に溶け込み、七日間の調査で対象者の「死」に可否の判断を下します。自分の運命を知らない人々と旅行をしたり、窮地に陥ったり。死神と人間の奇妙なかけあいを描く6編の短編集。映画化もされた死神シリーズ第1作。

    この本の魅力

    1. 12025年2月に文春文庫新装版が発売され再注目
    2. 2映画化(2008年・金城武主演)された伊坂幸太郎の代表作
    3. 3死神と人間の奇妙なかけあいがクセになる6編
  • 陽気なギャングが地球を回す(伊坂幸太郎)の表紙15

    ミステリー

    陽気なギャングが地球を回す

    伊坂幸太郎

    人の嘘を見抜く成瀬ら特殊な技能を持つ四人組が、銀行強盗で得た金を奪われ、奪還へ動く犯罪コメディ。

    嘘を見抜く成瀬、演説が得意な響野、天才的なスリの久遠、精確な体内時計を持つ雪子。四人組の銀行強盗は、逃走中に別の襲撃犯から売上を奪われます。仲間の家族にも危険が迫るなか、四人は現金を取り戻すために計画を立てます。

    この本の魅力

    1. 1特殊な技能を持つ四人組が役割を分担するチーム小説
    2. 2特殊能力者4人組の、痛快な強盗劇
    3. 3会話のテンポと複数の伏線を楽しみたい人に向く
  • チルドレン(伊坂幸太郎)の表紙16

    ミステリー

    チルドレン

    伊坂幸太郎

    「5つの奇跡」が交錯する連作短編集。伊坂幸太郎の入門作として読み継がれる。

    独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込む男・陣内。彼を中心に、何気ない日常の中で起こる5つの物語が、やがてひとつにつながっていきます。ばかばかしくて、それでいてどこまでも格好いい。ちょっとファニーで心温まる、連作短編集です。

    この本の魅力

    1. 15つの物語が最後にひとつにつながる、連作短編の妙
    2. 2憎めない男・陣内が光る、ユーモアと温かさの物語
    3. 3伊坂幸太郎の世界観を短い時間で味わえる入門編
  • シーソーモンスター(伊坂幸太郎)の表紙17

    ミステリー

    シーソーモンスター

    伊坂幸太郎

    元情報員の妻と姑が対立するバブル期の家庭。一通の手紙を運ぶ近未来の配達人。異なる時代の二つの物語が呼応する。

    バブル期を舞台にした『シーソーモンスター』では、北山家の妻で元情報員の宮子と、姑のセツが対立します。近未来の『スピンモンスター』では、配達人の水戸が一通の手紙を運び、因縁のある檜山から追われます。二つの時代を行き来し、人と人の対立を異なる状況から描く小説です。

    この本の魅力

    1. 1元情報員の妻と姑の対立を、家庭の中から描く前半
    2. 2一通の手紙をめぐる配達人と追跡者の物語を読む後半
    3. 3バブル期と近未来で呼応する二つの物語を比較できる

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