
上橋菜穂子『狐笛のかなた』(新潮文庫刊)
ファンタジー
狐笛のかなた
上橋菜穂子新潮文庫 / 新潮社 / 2006-11-28 / 400ページ
ISBN 9784101302713
人の心を聞く少女と、人に使われる霊狐。二つの国の争いに巻き込まれる二人を描く、シリーズではない一冊のファンタジー。
『狐笛のかなた』のあらすじ
亡き母から人の心を聞く力を受け継いだ十二歳の小夜は、犬に追われる子狐を助けます。その狐・野火は、人の世と神の世の間に棲む霊狐でした。呪いを避けるため屋敷に閉じ込められた少年・小春丸と、隣り合う国々の争いが二人を結びつけます。自分の意思では逃れられない事情を抱えながら、誰を守り、どう生きるのかを描く物語です。
読む前に知っておきたいこと
小夜の「聞き耳」と、人に使われる霊狐という設定が、他者の思いを知ることと自分で生き方を選ぶことにつながります。『守り人』や『獣の奏者』とは別の、一冊で読む物語です。
編集部の選書メモ
この一冊を選ぶために
- 少女と霊狐の関係に、国同士の争いが重なる物語
- 上橋菜穂子の世界を、シリーズ以外の一冊で読みたい人へ
- 呪いや命の危険を扱う。新潮文庫で400ページ
こんな読み方をしたい人に
上橋菜穂子を読んでみたいけれど、長いシリーズを始めるか迷っている人に。少女と狐の関係だけでなく、国の争いに個人が巻き込まれる物語に関心があるときの候補です。
今回は別の本がよさそうなとき
呪いや命の危険、争いを扱います。動物が登場する穏やかな日常小説を探している場合は、別の作品から選ぶことを提案します。
- 読み進め方の目安
- 何回かに分けて、じっくり読みたいときに。
- 文章の雰囲気
- 美しい文章
- 選書時に重視した読後感
- 現実から離れる・視野が広がる
自分に合う版で、続きを読む。
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購入・図書館利用の補足
版・巻・ISBN、価格・在庫は購入先でご確認ください。版によって収録内容が異なる場合があります。図書館の所蔵・利用条件は、リンク先でご確認ください。
書誌・参考情報
- 著者
- 上橋菜穂子
- 出版社
- 新潮社
- 掲載版の刊行情報
- 2006-11-28
- 版・判型
- 新潮文庫
- 掲載版のページ数
- 400ページ
- 新潮文庫のISBN
- 9784101302713
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『狐笛のかなた』新潮文庫 ↗(確認日 2026-10-14)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
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