
重松清『ゼツメツ少年』(新潮文庫刊)
恋愛・人間ドラマ
ゼツメツ少年
重松清新潮文庫 / 新潮社 / 2016-06-28 / 512ページ
ISBN 9784101349350
小説家のもとに届いた手紙。差出人は、学校や家で居場所をなくした三人の子どもたち。「物語の中に隠してほしい」という願いから始まる長編。
版・巻を確認して購入先へこの本のあらすじ
「センセイ、僕たちを助けてください」。小説家のもとに、中学二年のタケシから手紙が届きます。小学五年のリュウとジュンを合わせた三人は、学校や家に居場所がありません。彼らの頼みは、自分たちを物語の中に隠してほしいというものでした。センセイは三人の話を書き始めます。書くことで、子どもたちを守れるのでしょうか。
読む前に知っておきたいこと
子どもたちが自分で語るのではなく、頼まれた小説家が彼らの話を書くという形を取ります。章題には「イエデクジラ」「捨て子サウルス」など、生き物の名をもじった言葉が並びます。
編集部の選書メモ
この一冊を選ぶために
- 小説家が三人の子どもの物語を書き進める形の長編
- 居場所のなさを抱えた子どもと、大人の役割を考えたい人へ
- 学校や家庭での苦しみを扱う。新潮文庫で512ページ
こんな読み方をしたい人に
『きみの友だち』や『ナイフ』で、学校での苦しさを描く重松清の作品を読んできた人に。物語を書くこと、読むことが人を支えられるのかを考えたいときの候補です。
今回は別の本がよさそうなとき
学校や家庭で居場所をなくした子どもたちが描かれます。気持ちが沈んでいる時期には、様子を見ながら選んでください。掲載版は2016年刊の新潮文庫(512ページ)で、2013年刊の単行本とは別版です。
- 読み進め方の目安
- 何回かに分けて、じっくり読みたいときに。
- 文章の雰囲気
- 軽やか
- 選書時に重視した読後感
- 視野が広がる
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購入・図書館利用の補足
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書誌・参考情報
- 著者
- 重松清
- 出版社
- 新潮社
- 掲載版の刊行情報
- 2016-06-28
- 版・判型
- 新潮文庫
- 掲載版のページ数
- 512ページ
- 新潮文庫のISBN
- 9784101349350
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『ゼツメツ少年』新潮文庫 ↗(確認日 2026-10-09)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
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