
KADOKAWA/角川文庫|『ナラタージュ』島本理生
恋愛・人間ドラマ
ナラタージュ
島本理生角川文庫 / KADOKAWA / 2008-02-23 / 416ページ
ISBN 9784043885015
大学生の泉は、思いを残す高校時代の教師・葉山と再会する。相手を求める気持ちと、近づくほど生まれる痛みを描く恋愛長編。
版・巻を確認して購入先へこの本のあらすじ
大学二年の春、泉は片思いを続けていた葉山先生からの電話を受けます。胸が弾む一方、卒業前に聞かされた先生の過去の秘密も思い出します。再び近づく相手への思いと、知ってしまった事情をどう受け止めるのか。二十歳の泉の恋を描く長編小説です。
読む前に知っておきたいこと
新しい出会いから恋が始まる話か、過去に支えてくれた相手への思いをたどる話かが選ぶ軸です。本作は後者への関心から提案します。元教師と大学生として再会する泉の関係を、かつての距離と現在の距離を分けて考えながら読めます。
EDITOR’S NOTE
この一冊を選ぶために
ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。
- 大学生の泉と元教師の再会を入口にした恋愛長編
- 恋の成就だけでなく、相手との距離を考えたい人に
- 痛みを伴う関係を扱うため、軽い恋愛物語とは分けて選ぶ
こんな読み方をしたい人に
人物の選択をすぐに正解・不正解と決めず、相手を求める気持ちの変化を追いたい人に。島本理生の恋愛小説を、一冊の長編として試す入口です。416ページの文庫なので、短編で区切る読書より同じ人物に長く付き合いたい日の候補にできます。
今回は別の本がよさそうなとき
強い思いと痛みを伴う人間関係が中心です。明るい恋の成就だけを期待する日には、別の作品も検討してください。元教師との関係を、現実の恋愛への勧めや一般的な正解として紹介するものではありません。掲載商品は2008年刊の文庫で、2017年の映画関連商品ではありません。
- 読み進め方の目安
- 何回かに分けて、じっくり向き合いたいときの候補。区切りと進捗をメモに残すと、次に開く場所を思い出せます。
- 文章の雰囲気
- 骨太
- 選書時に重視した読後感
- 視野が広がる。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
自分に合う版で、続きを読む。
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書誌・参考情報
- 著者
- 島本理生
- 出版社
- KADOKAWA
- 掲載版の刊行情報
- 2008-02-23
- 版・判型
- 角川文庫
- 掲載版のページ数
- 416ページ
- 角川文庫のISBN
- 9784043885015
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:KADOKAWA『ナラタージュ』角川文庫版 ↗(確認日 2026-09-23)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
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