
三浦綾子|『塩狩峠』|(新潮文庫刊)
歴史・時代小説
塩狩峠
三浦綾子新潮文庫・改版 / 新潮社 / 1973-05-29 / 464ページ
ISBN 9784101162010
明治末の北海道を舞台に、鉄道職員の生と信仰を描く長編。列車で起こる出来事だけでなく、一人の人間が何を大切にして生きるかに目を向けます。
版・巻を確認して購入先へこの本のあらすじ
明治末の北海道。鉄道職員の永野信夫は、結納のため札幌へ向かう列車に乗っています。塩狩峠で客車が連結を離れ、乗客たちは危機にさらされます。その場で人は何を選ぶのか。信夫という人物の生き方とキリスト教の信仰を重ね、他者のために生きることの意味を問いかける長編小説です。
読む前に知っておきたいこと
列車で起きる危機だけを切り出すのではなく、信夫の生き方と信仰が何を支えるのかに注目できる作品です。鉄道事故の検証資料ではなく、信念と行動の関係を読む長編小説として紹介します。
EDITOR’S NOTE
この一冊を選ぶために
ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。
- 明治の北海道を背景に、一人の生と信仰を描く
- 人を支える信念や、他者への責任を考えたい人へ
- 列車事故と死を扱い、事故の謎解きを中心としない
こんな読み方をしたい人に
『沈黙』などの信仰を題材にした小説から、別の時代と人物へ読書を広げたい人に。登場人物の判断にすぐ賛否を決めず、自分なら何を大切にするかを考えたいときの候補です。
今回は別の本がよさそうなとき
事故と死、キリスト教の信仰が重要な題材です。気分転換の旅行小説を探す日には目的が異なります。掲載日は出版社の文庫発売日です。同じISBNの改版があり、openBDの刊行月は2005年2月、購入先は改版・464ページとしています。
- 読み進め方の目安
- 何回かに分けて、じっくり向き合いたいときの候補。区切りと進捗をメモに残すと、次に開く場所を思い出せます。
- 文章の雰囲気
- 骨太
- 選書時に重視した読後感
- 視野が広がる。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
自分に合う版で、続きを読む。
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書誌・参考情報
- 著者
- 三浦綾子
- 出版社
- 新潮社
- 掲載版の刊行情報
- 1973-05-29
- 版・判型
- 新潮文庫・改版
- 掲載版のページ数
- 464ページ
- 新潮文庫・改版のISBN
- 9784101162010
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『塩狩峠』新潮文庫版 ↗(確認日 2026-09-27)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
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