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村上春樹

村上春樹のおすすめ本、9冊をご紹介します。

京都府生まれの小説家・翻訳家。1979年のデビュー以来、国内外で高い評価を受け、現代日本文学を代表する作家のひとり。『ノルウェイの森』は世界中で読み継がれるロングセラー。

読む一冊を比較して選ぶ

作品ごとの違いや選ぶ基準を知りたい方は、村上春樹の入門ガイドへ。 あらすじを一冊ずつ確認したい方は、この下の書籍一覧から探せます。

村上春樹はどれから読む?おすすめの読む順番

つぎの一冊が選ぶ、はじめての1冊とその次の2冊。

はじめての1冊

ノルウェイの森

『ノルウェイの森』は最も現実的な設定の長編で、村上春樹の文体に触れる入口として読みやすい一冊です。

次の1冊

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』は静かな喪失と再生の物語。現実と象徴のバランスが取れた長編です。

次の1冊

海辺のカフカ

『海辺のカフカ』は幻想色の強い代表作。世界観に慣れてから読むと没入感が違います。

長編は現実寄りから幻想寄りまで幅があります。短く試したい場合はエッセイ『走ることについて語るときに僕の語ること』から入るのも一案です。

村上春樹のおすすめ本

シリーズ作品・受賞作・話題作を中心にご紹介します。

  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(村上春樹)の表紙1

    ファンタジー

    世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

    村上春樹

    第21回谷崎潤一郎賞受賞。「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」の二つの物語が交錯する、村上春樹の長編小説。

    並行して語られる二つの物語。壁に囲まれた街に囚われた「僕」の物語と、ある仕事に従事する「私」が奇妙な出来事へ巻き込まれていく物語。やがて、二つの物語は一つの真実へと収束していきます。1985年に新潮社から刊行され、第21回谷崎潤一郎賞を受賞した村上春樹の長編小説です。

    この本の魅力

    1. 1第21回谷崎潤一郎賞受賞作
    2. 2二つの物語が交錯する、村上春樹の長編
    3. 3上下巻で読む、壮大な物語
    各巻の購入先を見る紹介ページを見る
  • 走ることについて語るときに僕の語ること(村上春樹)の表紙2

    エッセイ・暮らし

    走ることについて語るときに僕の語ること

    村上春樹

    長距離走を続けてきた村上春樹が、走る習慣と小説を書く仕事の関係を自分の歩みから考えるメモワール。

    小説家として歩み始めた頃から各地のマラソンやトライアスロンに挑んだ日々まで、村上春樹が走ることを通して自分の身体と仕事を振り返ります。トレーニング記録だけでなく、継続、集中、加齢といった問題を、小説を書く営みと重ねて語る長編エッセイです。

    この本の魅力

    1. 1走る習慣と創作の持続力を、著者自身の経験から考える
    2. 2競技の成功談だけでなく、身体の変化や失敗にも触れる
    3. 3運動と仕事を長く続ける方法を考えたい人に向く
  • ノルウェイの森(村上春樹)の表紙3

    恋愛・人間ドラマ

    ノルウェイの森

    村上春樹

    東京と故郷を舞台に、青年・ワタナベと直子、緑の関係を描く長編。村上春樹の代表作。

    三十七歳のワタナベは、飛行機の中でビートルズの『ノルウェイの森』を聴き、十八年前の学生時代を回想します。東京の大学で再会した、亡き親友の恋人・直子と、大学で知り合った緑。二人との関係を軸に、喪失を抱えながら生きる若者たちの日々を描いた長編です。

    この本の魅力

    1. 1ワタナベの回想を通して学生時代をたどる長編
    2. 2直子と緑、対照的な二人との関係を描く
    3. 3恋愛だけでなく、喪失と生をめぐる問いが残る
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  • 海辺のカフカ(村上春樹)の表紙4

    ファンタジー

    海辺のカフカ

    村上春樹

    家を出た15歳の少年カフカと、猫と話すナカタ。二つの旅が交差する新潮文庫版全2巻。

    十五歳の誕生日に家を出た少年・田村カフカは、高松の私設図書館に居場所を見つけます。一方、猫と話せる老人ナカタは、ある出来事をきっかけに東京を離れます。離れた場所を進む二人の旅が、現実と幻想の境界でつながっていく長編です。

    この本の魅力

    1. 1現実と幻想が交錯する独特の世界観に没入できる
    2. 2カフカとナカタ、二つの物語が交差する構成の妙
    3. 315歳の少年の旅と成長が心に響く長編
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  • 1Q84(村上春樹)の表紙5

    ファンタジー

    1Q84

    村上春樹

    二つの月が浮かぶ「1Q84年」の世界で、青豆と天吾の物語が交差する全3巻の長編。

    フィットネスクラブのインストラクター・青豆は、とある依頼をきっかけに、月が二つ浮かぶ「1Q84年」の世界に迷い込みます。一方、数学の教師・天吾も、不思議な小説の改稿をめぐって同じ世界に引き込まれていきます。二人の物語は、やがて静かな再会へと向かっていきます。現実と非現実の境界が溶けていく、村上春樹の長編大作の幕開けです。

    この本の魅力

    1. 1二つの月が浮かぶ、独特の幻想世界に没入できる
    2. 2青豆と天吾、二人の視点が交錯する物語構成
    3. 3BOOK1〜3の三部作で読む、村上春樹の大長編
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  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(村上春樹)の表紙6

    恋愛・人間ドラマ

    色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

    村上春樹

    高校時代の友人五人組から突然外された多崎つくるが、十六年後に過去を確かめる旅へ出る長編。

    多崎つくるは、鉄道の駅をつくるのが仕事です。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいましたが、大学時代のある日、四人から突然絶縁を申し渡されました。理由も告げられずに。恋人に促され、真相を探るべく旅に出るつくる。16年前の痛みと向き合う、村上春樹の長編小説です。

    この本の魅力

    1. 1名古屋とフィンランドを巡り、途切れた友人関係をたどる
    2. 2理由のない絶縁の謎を追う、静かな旅の物語
    3. 3過去の痛みと向き合うことの意味を問いかける
  • 街とその不確かな壁(村上春樹)の表紙7

    ファンタジー

    街とその不確かな壁

    村上春樹

    村上春樹6年ぶりの長編(2023年刊行)。新潮文庫版(上・下)も刊行中。

    「僕」は、高校生の頃に心を通わせた「君」と、壁に囲まれた不思議な街で再会します。街では影のない人々が静かに暮らし、現実の世界とのあわいに物語が広がっていきます。村上春樹が6年ぶりに書き下ろした、現実と幻想を行き来する長編小説です。

    この本の魅力

    1. 1村上春樹6年ぶりとなる長編小説(2023年刊行)
    2. 2壁に囲まれた街という、幻想的な世界観
    3. 3現実と幻想を往還する、深い余韻の物語
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  • ねじまき鳥クロニクル(村上春樹)の表紙8

    ファンタジー

    ねじまき鳥クロニクル

    村上春樹

    僕とクミコの家から消えた猫。その行方を探す日常から、現実と幻想が交差する探索へ進む、全三部の長編小説。

    僕とクミコが暮らす家から猫がいなくなります。その行方を追うことを入口に、身近な日常は現実と幻想の境目をたどる物語へつながっていきます。新潮文庫では『泥棒かささぎ編』『予言する鳥編』『鳥刺し男編』の全三部に分かれ、一つの長編を構成しています。

    この本の魅力

    1. 1新潮文庫の全三部を通して一つの長編を読む構成
    2. 2第47回読売文学賞小説賞受賞作
    3. 3現実と幻想を行き来する長編
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  • 夏帆─The Tale of KAHO─(村上春樹)の表紙9

    ファンタジー

    夏帆─The Tale of KAHO─

    村上春樹

    26歳の絵本作家・夏帆の日常に、説明のつかない存在や出来事が入り込む長編。現実と非現実の境目を腰を据えてたどる。

    26歳の絵本作家・夏帆は、初対面の男性から唐突な言葉を向けられたのを境に、周囲で奇妙な出来事に遭遇します。ありくいなど現実からはみ出す存在との関わりを通して、自分を取り巻く世界の出口を探していく長編小説です。

    この本の魅力

    1. 1女性を主人公にした、村上春樹初の長編小説
    2. 2日常に異質な存在が入り込む、不思議な物語世界をたどる
    3. 3現実と非現実の境界を、時間を取って考えながら読みたい人向け

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