
吉田修一『愛に乱暴〔上〕』(新潮文庫刊)
恋愛・人間ドラマ
愛に乱暴
吉田修一新潮文庫・上下巻 / 新潮社 / 2017-12-25
ISBN 9784101287560(代表巻)
夫の実家の離れで暮らす結婚八年目の桃子に、無言電話がかかる。夫の不倫を疑う日々と日記が並行する長編。文庫は上下二巻。
版・巻を確認して購入先へ『愛に乱暴』のあらすじ
初瀬桃子は結婚八年目。夫・真守の両親が住む母屋の離れで暮らし、週に一度、手作り石鹸教室の講師をしています。義父が脳梗塞で倒れ、義母の手伝いに追われるなか、一本の無言電話がかかります。受話器の向こうの声は、夫ではないか。平穏だった日常は、どう変わっていくのでしょうか。
読む前に知っておきたいこと
上巻は「猫を捨てる人」から「猫の出入口」まで、下巻は「夫の歩き方」から「ありがとう」までの全二十章です。桃子の日常に、日記の記述が差し挟まれる構成です。
編集部の選書メモ
この一冊を選ぶために
- 主婦の日常と、日々つづられる日記が並行して進む
- 夫婦や婚家との関係が揺らぐ過程を読みたい人へ
- 不倫と家庭の対立を扱う。上下巻で各256・240ページ
こんな読み方をしたい人に
2024年8月公開の映画『愛に乱暴』の原作を読みたい人に。『湖の女たち』『悪人』など吉田修一の長編を読み、家庭を舞台にした作品を探しているときの候補です。
今回は別の本がよさそうなとき
夫の不倫、婚家との対立、追い込まれていく主人公が描かれます。上下巻で一つの物語なので、両方を読む前提で選んでください。掲載版は2017年刊の新潮文庫で、上巻256ページ・下巻240ページです。
- 読み進め方の目安
- 何回かに分けて、じっくり読みたいときに。
- 文章の雰囲気
- 骨太
- 選書時に重視した読後感
- 視野が広がる
自分に合う版で、続きを読む。
掲載する作品は2冊構成です。以下から各巻を選べます。
購入・図書館利用の補足
版・巻・ISBN、価格・在庫は購入先でご確認ください。版によって収録内容が異なる場合があります。図書館の所蔵・利用条件は、リンク先でご確認ください。
書誌・参考情報
- 著者
- 吉田修一
- 出版社
- 新潮社
- 掲載版の刊行情報
- 2017-12-25
- 版・判型
- 新潮文庫・上下巻
- 上巻のISBN
- 9784101287560
- 下巻のISBN
- 9784101287577
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『愛に乱暴〔上〕』新潮文庫(下巻は同社128757) ↗(確認日 2026-10-12)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
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