
千早茜『しろがねの葉』(新潮文庫刊)
歴史・時代小説
しろがねの葉
千早茜新潮文庫 / 新潮社 / 2025-06-25 / 416ページ
ISBN 9784101203843
戦国末期の石見銀山。山師に拾われた少女ウメが、女の居場所がない坑道の世界で生きる道を探す長編。第168回直木賞受賞作。
版・巻を確認して購入先へこの本のあらすじ
戦国時代の末、父母と生き別れた少女ウメは、山師の喜兵衛に拾われ、石見銀山の坑道で働き始めます。闇の深い山に惹かれても、そこは女が居続けられる場所ではありません。銀を掘る仕事は、慕う人たちの体も蝕んでいきます。この土地でウメはどう生きていくのか。銀山とともにある一人の生涯をたどる長編です。
読む前に知っておきたいこと
物語の中心は合戦や武将ではなく、銀を掘る人々の暮らしです。坑道で働く男たちと、そこに居場所を持てない女。同じ山で生きる人物の立場の違いに注目して選べます。
EDITOR’S NOTE
この一冊を選ぶために
ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。
- 石見銀山を舞台に、少女ウメの生涯を追う時代長編
- 仕事と土地に縛られた人の生き方を読みたい人へ
- 病や別れ、性愛に関わる場面を含む。新潮文庫で416ページ
こんな読み方をしたい人に
歴史上の大きな出来事より、働く場所と体、誰かを失った後の暮らしを描く小説を探す人に。直木賞受賞作から時代小説を選びたいときの候補です。
今回は別の本がよさそうなとき
鉱山の仕事による病や別れが繰り返し描かれ、性愛に関わる場面もあります。気軽に読める時代小説を求める日は別の本も検討してください。掲載版は2025年刊の新潮文庫、416ページの単巻です。
- 読み進め方の目安
- 何回かに分けて、じっくり向き合いたいときの候補。区切りと進捗をメモに残すと、次に開く場所を思い出せます。
- 文章の雰囲気
- 骨太
- 選書時に重視した読後感
- 視野が広がる。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
自分に合う版で、続きを読む。
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書誌・参考情報
- 著者
- 千早茜
- 出版社
- 新潮社
- 掲載版の刊行情報
- 2025-06-25
- 版・判型
- 新潮文庫
- 掲載版のページ数
- 416ページ
- 新潮文庫のISBN
- 9784101203843
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『しろがねの葉』新潮文庫 ↗(確認日 2026-10-04)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
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