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『告白』に似た本 おすすめ6選

『告白』(湊かなえ)が好きな人に。読後感や文体が近い作品を、つぎの一冊が厳選しました。

告白(湊かなえ)の表紙

基準の一冊

告白

湊かなえ

娘を殺した犯人は、このクラスにいる。担任の告白から始まり、語り手を変えながら事件の全体像へ迫る物語。

『告白』のあらすじ・おすすめポイントを見る →

似ている本 6選

それぞれの「似ている点」を添えています。気になった一冊からどうぞ。

  • 母性(湊かなえ)の表紙1

    ミステリー

    母性

    湊かなえ

    同じ湊かなえの長編。母と娘の記憶の食い違いを描く構成は『告白』の一人称リレーの緊張感を継ぐ一作です。

    女子高校生が自宅の中庭で倒れているのを発見され、事故か自殺かが問われます。母が記した手記と娘の回想は、十一年前の台風の日へさかのぼり、同じ出来事を異なる記憶として語ります。母と娘の視点から、家族の中で求められる「母性」を見つめる長編です。

    この本の魅力

    1. 1映画化(2022年・戸田恵梨香・永野芽郁主演)された作品
    2. 2「母性」という言葉の意味を問いかける物語
    3. 3母と娘の視点が交錯し、同じ出来事が異なって語られる
  • 赤い指(東野圭吾)の表紙2

    ミステリー

    赤い指

    東野圭吾

    東野圭吾の加賀恭一郎シリーズ。家族の中の罪と隠蔽を描く心理の深さは『告白』と同じ重さです。

    住宅街で少女の遺体が発見され、捜査線上に平凡に見える前原家が浮かびます。家族は息子を守ろうとして事件を隠そうとしますが、加賀恭一郎は家の中にある不自然な点へ目を向けます。家族それぞれの嘘と、高齢の母をめぐる事情が重なる加賀恭一郎シリーズ第7作です。

    この本の魅力

    1. 1加賀恭一郎が家族の証言と沈黙を読み解くシリーズ作品
    2. 2ドラマ化もされた、家族の嘘を描く物語
    3. 3事件だけでなく、親子三代の関係まで考えさせる結末
  • 鍵のない夢を見る(辻村深月)の表紙3

    ミステリー

    鍵のない夢を見る

    辻村深月

    辻村深月の短編集。日常の闇に触れる静かな怖さと、人間心理の機微を掬う筆致が共通しています。

    盗みを繰り返す女性、結婚をめぐる焦りを抱く女性、子育てに悩む母親。どこにでもある町で暮らす人々の日常に、犯罪が入り込みます。「仁志野町の泥棒」「君本家の誘拐」など五篇を収録。事件の謎だけでなく、その近くにいる人の願いや行き詰まりに目を向ける短編集です。

    この本の魅力

    1. 1五編を通して、女性たちと事件の異なる関わり方を読む
    2. 2町や団地など、身近な場所にある息苦しさを描く
    3. 3犯罪の謎と、登場人物の願いや人間関係を合わせて追う
  • ようこそ、わが家へ(池井戸潤)の表紙4

    ミステリー

    ようこそ、わが家へ

    池井戸潤

    池井戸潤のミステリ。平凡な家庭に忍び寄る不審者の恐怖を、一気読みの筆致で描く一作です。

    会社員の倉田太一は、駅のホームで割り込みを注意したことをきっかけに、正体不明の人物から嫌がらせを受け始めます。被害が家や家族に及ぶ一方、勤務先でも不正を疑う問題が持ち上がります。家庭と職場の二つの事件に向き合うホーム・サスペンスです。

    この本の魅力

    1. 12015年フジテレビ系でドラマ化された作品
    2. 2日常に忍び寄る恐怖を描く、ホーム・サスペンス
    3. 3家庭への嫌がらせと職場の不正を並行して追う
  • スマホを落としただけなのに(志駕晃)の表紙5

    ミステリー

    スマホを落としただけなのに

    志駕晃

    志駕晃のデビュー作。スマホという現代的な題材で個人情報の恐怖を描く、ページを止められないサスペンスです。

    恋人がスマートフォンを落としたことを境に、稲葉麻美の身の回りで不審な出来事が続きます。端末を拾った人物は個人情報を調べ、オンライン上の人間関係へ入り込んでいきます。同じころ山中では女性の遺体が見つかり、二つの出来事が接近していくサスペンスです。

    この本の魅力

    1. 12018年に映画化されたサスペンス
    2. 2スマートフォンから漏れる個人情報の怖さを描く
    3. 3身近な失敗が事件へつながる緊張感
  • 法廷遊戯(五十嵐律人)の表紙6

    ミステリー

    法廷遊戯

    五十嵐律人

    五十嵐律人の法廷ミステリ。二転三転する真実と、最後に待つどんでん返しは『告白』と同じ読書の快感です。

    法曹を目指す久我清義と織本美鈴は、法科大学院の同級生・結城馨とともに学んでいました。過去の行為を告発する差出人不明の手紙が届き、三人の関係は揺らぎます。やがて起きた予想外の死をめぐり、裁判と真相が交差していく法廷ミステリーです。

    この本の魅力

    1. 1第62回メフィスト賞受賞作
    2. 22023年に映画化された法廷ミステリー
    3. 3法科大学院時代から続く三人の関係を描く

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