
宮口幸治『ケーキの切れない非行少年たち』(新潮新書刊)
新書・教養
ケーキの切れない非行少年たち
宮口幸治新潮新書 / 新潮社 / 2019-07-13 / 192ページ
ISBN 9784106108204
少年院で出会った非行少年の中に、ケーキを等分に切れない子がいる。児童精神科医が、認知機能の弱さと「境界知能」に目を向け、支援の方法を示す新書。
版・巻を確認して購入先へこの本のあらすじ
児童精神科医の著者は、少年院で多くの非行少年と面接するなかで、反省する以前に、見る・聞く・想像する力が弱い子どもが少なくないことに気づきます。丸いケーキを等分に切ることができない少年もいました。こうした困難は、なぜ学校で見過ごされるのか。背景と特徴を整理し、学校や社会で支えるための方法を紹介します。
読む前に知っておきたいこと
第1章と第2章で少年院での面接や検査から見えた実態を示し、第3章で非行少年に共通する特徴を整理します。あわせて、人口の十数%とされる「境界知能」と、学校や社会での支援の方法を扱います。
EDITOR’S NOTE
この一冊を選ぶために
ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。
- 少年院での経験から、認知機能の弱さと非行の関係を説明
- 教育や支援の現場で、困っている子の背景を知りたい人へ
- 重大な事件の事例を含む。個別の診断には使えない一般書
こんな読み方をしたい人に
教員、保育や福祉の仕事をしている人、子どもの学習や行動のつまずきが気になる保護者に。ニュースで見る少年事件の背景を、別の角度から考えたいときの候補です。
今回は別の本がよさそうなとき
殺人や性非行など、重大な事件を起こした少年の事例が出てきます。本書は一般向けの解説で、特定の子どもを診断する道具ではありません。気になることがある場合は、医療や教育の専門機関に相談してください。掲載版は2019年刊の新潮新書、192ページです。
- 読み進め方の目安
- 短い区切りから読み始めたいときの候補。短く読める分類でも、内容の軽さや読了時間を保証するものではありません。
- 文章の雰囲気
- 軽やか
- 選書時に重視した読後感
- 知識が増える・視野が広がる。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
自分に合う版で、続きを読む。
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書誌・参考情報
- 著者
- 宮口幸治
- 出版社
- 新潮社
- 掲載版の刊行情報
- 2019-07-13
- 版・判型
- 新潮新書
- 掲載版のページ数
- 192ページ
- 新潮新書のISBN
- 9784106108204
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『ケーキの切れない非行少年たち』新潮新書 ↗(確認日 2026-10-07)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
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