
朝井リョウ|『何様』|(新潮文庫刊)
恋愛・人間ドラマ
何様
朝井リョウ新潮文庫 / 新潮社 / 2019-06-26 / 416ページ
ISBN 9784101269320
『何者』の人物たちとつながる六編。選考される学生から選考する社会人へ、立場が変わるときの自意識や他者との距離を考える短編集です。
版・巻を確認して購入先へこの本のあらすじ
『何者』に登場した光太郎の初恋や、理香と隆良の出会いなど、就職活動の場だけでは見えなかった人間関係を描く六編です。表題作では、就職したばかりの社員が人事部で学生を選考する側になります。他人を判断する自分は何者なのか。年齢や立場が変わっても残る戸惑いを、異なる人物の物語から見つめます。
読む前に知っておきたいこと
同じ出来事を繰り返す続編ではなく、『何者』の人物やその周囲へ視点を移す短編集です。とくに表題作は、選ばれる側と選ぶ側の立場の差から、自分が他者を評価することを考える入口になります。
EDITOR’S NOTE
この一冊を選ぶために
ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。
- 『何者』の人物と関係者へ視点を広げる六つの短編
- 就職後の役割と自分自身のずれを考えたい人へ
- 人物のつながりを追うなら『何者』を先に読む提案
こんな読み方をしたい人に
『何者』を読み、就職活動の前後にある人間関係まで知りたくなった人に。ひとつの主人公の成長だけでなく、複数の立場から自意識を考えたい場合に提案します。
今回は別の本がよさそうなとき
朝井リョウの初読で人物のつながりを重視するなら、『何者』から読むことを勧めます。六編を収めた独立した一冊で、分冊の下巻ではありません。日付は出版社の文庫発売日で、openBDの刊行月は2019年7月です。
- 読み進め方の目安
- 何回かに分けて、じっくり向き合いたいときの候補。区切りと進捗をメモに残すと、次に開く場所を思い出せます。
- 文章の雰囲気
- 骨太
- 選書時に重視した読後感
- 視野が広がる。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
自分に合う版で、続きを読む。
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書誌・参考情報
- 著者
- 朝井リョウ
- 出版社
- 新潮社
- 掲載版の刊行情報
- 2019-06-26
- 版・判型
- 新潮文庫
- 掲載版のページ数
- 416ページ
- 新潮文庫のISBN
- 9784101269320
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『何様』新潮文庫版 ↗(確認日 2026-09-28)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
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