
角田光代『方舟を燃やす』(新潮社刊)
恋愛・人間ドラマ
方舟を燃やす
角田光代単行本・四六判変型 / 新潮社 / 2024-02-29 / 432ページ
ISBN 9784104346080
飛馬と不三子の二つの人生を、昭和からコロナ禍まで追う長編。噂や信念と日々の暮らしの関係から、人が何かを信じる理由を考えたい人へ。
版・巻を確認して購入先へこの本のあらすじ
幼い頃の母の死を自分のせいだと思う飛馬と、家族の幸福を求めて自然食に傾いていく不三子。接点のなかった二人の人生が、昭和、平成、コロナ禍という時代の中に描かれます。身近な噂から社会を揺らす出来事まで、信じたいことと現実の間で暮らす人々を通して、信じるとは何かを問う長編です。
読む前に知っておきたいこと
一つの正解を解説する本ではなく、異なる人生の中で信じるものがどう育つかを読む小説です。二人の立場と時代の変化を照らし合わせる読み方を提案します。
EDITOR’S NOTE
この一冊を選ぶために
ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。
- 異なる二人の人生と、移り変わる社会を重ねる長編
- 信念が家族や日々の判断に及ぼす影響を考えたい人へ
- 喪失や災害を含む題材で、気軽な気分転換とは異なる
こんな読み方をしたい人に
情報の正誤だけでなく、人がその情報に頼りたくなる背景へ目を向けたい人に。家族や社会を扱う長編に、続けて取り組む余裕があるときの候補です。
今回は別の本がよさそうなとき
家族の喪失や関係の隔たり、災害・感染症などを含む時代を扱います。掲載版は2024年発売の単行本で、文庫や上下巻ではありません。ページ数は出版社の公称です。版の違いは購入先でもご確認ください。
- 読み進め方の目安
- 何回かに分けて、じっくり向き合いたいときの候補。区切りと進捗をメモに残すと、次に開く場所を思い出せます。
- 文章の雰囲気
- 骨太
- 選書時に重視した読後感
- 視野が広がる。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
自分に合う版で、続きを読む。
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書誌・参考情報
- 著者
- 角田光代
- 出版社
- 新潮社
- 掲載版の刊行情報
- 2024-02-29
- 版・判型
- 単行本・四六判変型
- 掲載版のページ数
- 432ページ
- 単行本・四六判変型のISBN
- 9784104346080
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『方舟を燃やす』単行本 ↗(確認日 2026-09-29)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
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