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『氷菓』に似た本 おすすめ6選

『氷菓』(米澤穂信)が好きな人に。読後感や文体が近い作品を、つぎの一冊が厳選しました。

氷菓(米澤穂信)の表紙

基準の一冊

氷菓

米澤穂信

省エネ主義の高校生・奉太郎が、古典部の仲間と学校と過去にまつわる小さな謎を解きほぐす、古典部シリーズ第1作。

『氷菓』のあらすじ・おすすめポイントを見る →

似ている本 6選

それぞれの「似ている点」を添えています。気になった一冊からどうぞ。

  • 愚者のエンドロール(米澤穂信)の表紙1

    ミステリー

    愚者のエンドロール

    米澤穂信

    同じ米澤穂信の古典部シリーズ第3作。『氷菓』の奉太郎たちが文化祭に挑む、日常の謎の空気感をそのままに楽しめます。

    古典部の面々が上級生に見せられたのは、結末のない自主制作のミステリー映画でした。廃屋の密室で殺人が起きたところで、映像は途切れています。犯人と方法を説明できる終わり方は何か。奉太郎たちは撮影された場面を手がかりに、映画の結末と、そこに込められた意図を探ります。

    この本の魅力

    1. 1『氷菓』に続く、古典部シリーズ第2作
    2. 2未完成の映画から犯人とトリックを組み立てる謎解き
    3. 3推理することと、他者の意図を読むことの違いを描く
  • 体育館の殺人(青崎有吾)の表紙2

    ミステリー

    体育館の殺人

    青崎有吾

    青崎有吾のデビュー作。気の合う仲間と過ごす学園の日常に持ち込まれる謎、という構図は『氷菓』好きに真っ直ぐ刺さります。

    風ヶ丘高校の旧体育館で、放送部部長が舞台袖に倒れているのが見つかります。現場は密室状態で、卓球部の先輩に疑いが向くなか、卓球部の柚乃は校内で暮らす変わり者の高校生・裏染天馬に助けを求めます。限られた手がかりから犯行の筋道を組み立てる長編です。

    この本の魅力

    1. 1密室の条件と証言を一つずつ検討する、論理中心の謎解き
    2. 2卓球部の柚乃と、風変わりな裏染天馬の掛け合いを楽しめる
    3. 3学園ものの読みやすさと本格推理を両方求める人向け
  • 六人の嘘つきな大学生(浅倉秋成)の表紙3

    ミステリー

    六人の嘘つきな大学生

    浅倉秋成

    就活の最終選考に残った6人に届いた告発文。「登場人物の言動から人となりを推理する」知的な快感は古典部シリーズに通じます。

    有名企業の最終選考に残った六人の大学生は、グループディスカッションへ向けて準備を進めます。ところが選考の条件が変わり、仲間だった六人が採用を争うことになります。さらに面接室の封筒が彼らの秘密を暴き、互いへの見方を変えていく就活ミステリーです。

    この本の魅力

    1. 1採用枠を争う六人の議論と、告発の手紙が軸になる
    2. 2限られた情報から他人を判断する怖さに関心がある人に
    3. 3登場人物の印象が変わる過程を、結末を知らずに追いたい一冊
  • 君のクイズ(小川哲)の表紙4

    ミステリー

    君のクイズ

    小川哲

    クイズ番組の正答をめぐる、現実と虚構が入れ子になる一作。小さな違和感から真相を組み立てる快感は『氷菓』の読み味と重なります。

    賞金1000万円を賭けた生放送クイズ番組『Q-1グランプリ』の決勝戦。最終問題が1文字も読まれないうちに対戦相手が正解した理由を、敗れた男が追います。クイズの世界を舞台に、記憶と理不尽をめぐる謎を描いた、2026年に映画化された作品です。

    この本の魅力

    1. 1早押しクイズの一問を検証する物語を2026年に映画化
    2. 2第76回日本推理作家協会賞を受賞したミステリー
    3. 3クイズに情熱を注ぐ人々の思考と記憶を描く
  • 探偵小石は恋しない(森バジル)の表紙5

    ミステリー

    探偵小石は恋しない

    森バジル

    大学の「探偵」が日常の謎を解く連作短編。事件ではなく人の不思議を解くスタイルと軽い文体が共通しています。

    小石探偵事務所の代表でミステリオタクの小石は、名探偵のように華麗に事件を解決する日を夢見ています。しかし届く依頼は9割9分が不倫や浮気の調査。そんなある日、事件は思いもよらないところで発生します。

    この本の魅力

    1. 12026年本屋大賞で8位となった本格ミステリー
    2. 2色恋調査に奔走する探偵のユーモアと切なさ
    3. 3色恋調査の日々から、予想外の事件へつながる
  • ツミデミック(一穂ミチ)の表紙6

    ミステリー

    ツミデミック

    一穂ミチ

    恩師の罪をめぐる連作短編集。静かな会話の中に潜む謎と、読後に残るほろ苦さが『氷菓』の読後感に近い一冊です。

    大学を中退して夜の街で働く青年の前に、亡くなった同級生の名を名乗る女性が現れる「違う羽の鳥」をはじめ、感染症の流行によって暮らしが変わった時代の六編を収録します。人が抱える罪悪感や秘密、他者との距離を、それぞれ異なる人物の物語から描く短編集です。

    この本の魅力

    1. 1第171回直木賞を受賞した短編集の文庫版
    2. 2感染症が広がった時代を背景にした六編の短編集
    3. 3日常の選択と罪悪感を異なる人物の視点から描く

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