本文へスキップ
つぎの一冊

悩み・場面を組み合わせて選ぶ

仕事で疲れた夜に読みたい本7選

今日は誰かの正解ではなく、心が少しゆるむ言葉を。暮らし、旅、自然、ささやかな笑いを通して、自分の呼吸へ戻れる小説やエッセイを集めました。

選書・内容更新:2026年8月9日

シェア

How We Chose

この特集の選書基準

疲れていても一章ずつ読めること、暮らしや自然へ目を向けられること、励ましを押しつけず自分のペースを取り戻せることを大切にしました。

笑うか静まるかで選ぶ

気分を変えたい日はユーモア、神経を休めたい日は自然や暮らしの文章が向いています。

一章だけ読む

最初から完読しなくても大丈夫。開いた場所から一つの物語や文章を味わえます。

手触りの合う文章を

あらすじだけでなく、軽やかさや美しさなど読みたい文体から選ぶのもおすすめです。

仕事で疲れた夜の本として選んだ7冊

  • ライオンのおやつ(小川糸)の表紙1

    恋愛・人間ドラマ

    ライオンのおやつ

    小川糸

    若くして余命を告げられた雫が、瀬戸内の島にあるホスピスで過ごす日々を描く物語。

    余命を宣告された女性が、瀬戸内の小さな島にあるホスピスで、一日一日を丁寧に生きていきます。週ごとの「おやつ」を楽しみにしながら、穏やかな時間が流れます。生きることの意味を、静かに考えさせられる物語です。

    この本の魅力

    1. 1重いテーマを、あたたかい日常描写でやわらかく描く
    2. 2おやつにまつわるエピソードが、物語に彩りを添える
    3. 3読み終わった後、今日という日を大切にしたくなる
  • 食堂かたつむり(小川糸)の表紙2

    恋愛・人間ドラマ

    食堂かたつむり

    小川糸

    声を失って故郷へ戻った倫子が、一日一組を迎える「食堂かたつむり」を開き、料理と母との関係に向き合う物語。

    同居していた恋人に家財を持ち去られ、声まで失った倫子は、故郷へ戻ります。そこで一日一組だけを迎える小さな「食堂かたつむり」を開き、客のために料理を作ります。料理を介した出会いと、疎遠だった母との関係を描く物語です。

    この本の魅力

    1. 1食と暮らしの温かさがにじみ出る物語
    2. 2心を癒やしたい日にぴったりの一冊
    3. 3料理の描写に、お腹が空いてくる
  • ねにもつタイプ(岸本佐知子)の表紙3

    エッセイ・暮らし

    ねにもつタイプ

    岸本佐知子

    日常の小さな違和感が、観察と妄想を経て思いがけない方向へ転がる、岸本佐知子の短いエッセイ集。

    コアラの鼻の材質、郵便局での決闘、パン屋との文通など、身の回りの出来事から広がる奇想を収めたエッセイ集です。事実らしい語り口のまま現実と妄想の境目がずれていく短い文章が並び、まとまった時間がない日でも一編ずつ読めます。

    この本の魅力

    1. 1観察・思索・妄想が混ざり合う、短編小説のような文章
    2. 2一編が短く、気になる題から順番を選ばずに読める
    3. 3静かな語り口の可笑しさで気分を切り替えたい日に向く
  • 旅をする木(星野道夫)の表紙4

    エッセイ・暮らし

    旅をする木

    星野道夫

    アラスカで出会った自然と人々を、写真家・星野道夫が時間と生命へのまなざしで綴る随筆集の大活字版。

    アラスカの季節、野生動物、土地に暮らす人々との出会いを、写真家・星野道夫が自らの旅と記憶を通して綴ります。雄大さを並べるだけでなく、自然の時間のなかで生きることや、人と場所の結びつきを静かに見つめる随筆集です。この登録版は文字を大きく組んだ大活字本です。

    この本の魅力

    1. 1アラスカの風景と人々を、撮影者自身の言葉でたどれる
    2. 2短い随筆ごとに、自然と時間へのまなざしが変化する
    3. 3通常版より大きな活字で、ゆっくり読みたい人に向く
  • 走ることについて語るときに僕の語ること(村上春樹)の表紙5

    エッセイ・暮らし

    走ることについて語るときに僕の語ること

    村上春樹

    長距離走を続けてきた村上春樹が、走る習慣と小説を書く仕事の関係を自分の歩みから考えるメモワール。

    小説家として歩み始めた頃から各地のマラソンやトライアスロンに挑んだ日々まで、村上春樹が走ることを通して自分の身体と仕事を振り返ります。トレーニング記録だけでなく、継続、集中、加齢といった問題を、小説を書く営みと重ねて語る長編エッセイです。

    この本の魅力

    1. 1走る習慣と創作の持続力を、著者自身の経験から考える
    2. 2競技の成功談だけでなく、身体の変化や失敗にも触れる
    3. 3運動と仕事を長く続ける方法を考えたい人に向く
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(ブレイディみかこ)の表紙6

    エッセイ・暮らし

    ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

    ブレイディみかこ

    英国の息子と母の日常から、多様性と教育を考える。優しく痛快なエッセイ。

    英国のブライトンに暮らす息子とその母が、学校や日常で出会う出来事を綴るエッセイ。人種や階級、教育の壁にぶつかりながらも、母と子の対話はユーモアに満ちています。多様性を考えるきっかけを与えてくれる一冊です。

    この本の魅力

    1. 1英国の教育現場のリアルが、生き生きと描かれている
    2. 2母と子の掛け合いに、思わず笑ってしまう
    3. 3多様性について、自然に考えさせられる
  • 今日もていねいに。(松浦弥太郎)の表紙7

    エッセイ・暮らし

    今日もていねいに。

    松浦弥太郎

    暮らしの中の小さな工夫と発見を綴ったエッセイ。ていねいに生きるヒントが静かに詰まっています。

    暮らしの道具や日々の習慣を、ていねいに整えることで心も整う。著者が実践している「ていねいな暮らし」のヒントを、やさしい言葉で綴ります。今日から取り入れられる小さな工夫が詰まった一冊です。

    この本の魅力

    1. 1今日から真似できる、暮らしのヒントが満載
    2. 2飾らない文章に、ほっと心が休まる
    3. 3小さな習慣から、毎日の暮らしを見直したい人に向く

よくあるご質問

仕事で疲れているときでも読みやすい本はどれですか?

短い文章に笑いが詰まった『ねにもつタイプ』や、暮らしを整える言葉を少しずつ読める『今日もていねいに。』は、集中力が続かない日にも向いています。

自然に癒やされるエッセイはありますか?

アラスカの自然と人を描く『旅をする木』、森での簡素な暮らしを考える『森の生活』があります。静かな場所へ気持ちを移したい日におすすめです。

無理なく前向きになれる本を選びたいです

日々の小さな営みを見直す『今日もていねいに。』や、社会の違いを親子の会話から考える『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、無理のない前向きさをくれます。