
今村翔吾『八本目の槍』(新潮文庫刊)
歴史・時代小説
八本目の槍
今村翔吾新潮文庫 / 新潮社 / 2022-04-26 / 528ページ
ISBN 9784101039411
石田三成とは何者だったのか。「七本槍」と呼ばれた七人の視点を章ごとに重ね、三成の姿を描き出す歴史小説。吉川英治文学新人賞受賞作です。
版・巻を確認して購入先へこの本のあらすじ
豊臣秀吉に仕え、「七本槍」と呼ばれた加藤清正、福島正則、片桐且元ら七人。物語は彼らの一人ひとりを章ごとの中心に置き、同じ時代を生きた石田三成がどのような人物だったのかを探っていきます。戦をどう止めるか、泰平の世の武士はどうあるべきかを考えた三成の姿を、盟友たちの記憶から組み立てていく長編です。
読む前に知っておきたいこと
七つの章がそれぞれ七本槍の一人を中心に据え、各人が見た石田三成の姿を重ねていく構成です。主人公を一人に絞る歴史小説とは異なる視点の移り方が、この作品を選ぶ手がかりになります。
EDITOR’S NOTE
この一冊を選ぶために
ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。
- 七本槍の七人を章ごとに据え、三成の人物像を描く構成
- 合戦の勝敗より、武将の考え方や友情に関心がある人へ
- 文庫528ページ。通称で呼ばれる人物が多く、確かめながら読みたい
こんな読み方をしたい人に
合戦の勝敗より、戦国武将の考え方や友情に関心がある人に。『村上海賊の娘』『忍びの国』など、別の戦国小説と読み比べたいときの候補です。
今回は別の本がよさそうなとき
章題では虎之助(加藤清正)や市松(福島正則)など通称が使われ、登場人物も多いため、人物を確かめながら読む前提で提案します。文庫528ページ。史実を基にした小説で、人物評価を確定する歴史書ではありません。発売日・ページ数・受賞は出版社表記です。
- 読み進め方の目安
- 何回かに分けて、じっくり向き合いたいときの候補。区切りと進捗をメモに残すと、次に開く場所を思い出せます。
- 文章の雰囲気
- 骨太
- 選書時に重視した読後感
- 視野が広がる・知識が増える。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
自分に合う版で、続きを読む。
購入先では、書名・著者に加えてISBNと版・巻を確認してください。紙・電子、単行本・文庫ではページ数や収録内容が異なる場合があります。価格と在庫は購入先の最新情報をご確認ください。
Amazon・楽天へのリンクにはアフィリエイト広告を含みます。購入は必須ではありません。気になる場合は、まず「読みたい」に保存できます。
図書館の所蔵・利用条件はリンク先でご確認ください。当サイトでは貸出状況を取得していません。
書誌・参考情報
- 著者
- 今村翔吾
- 出版社
- 新潮社
- 掲載版の刊行情報
- 2022-04-26
- 版・判型
- 新潮文庫
- 掲載版のページ数
- 528ページ
- 新潮文庫のISBN
- 9784101039411
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『八本目の槍』新潮文庫版 ↗(確認日 2026-10-03)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
編集方針・情報の扱いを読む読んだあとに、自分だけのレビューを。
星評価と感想はこのブラウザ内に保存されます。公開レビューや他の読者の評価ではありません。









