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つぎの一冊
ワイルド・ソウル(垣根涼介)の表紙

垣根涼介『ワイルド・ソウル〔上〕』(新潮文庫刊)

ミステリー

ワイルド・ソウル

垣根涼介

新潮文庫・上下巻 / 新潮社 / 2009-10-28

ISBN 9784101329734(代表巻)

1961年、政府の募集でブラジルへ渡った移民たちは密林に置き去りにされた。その子の世代が現代の東京で国への復讐を企てる長編。文庫は上下二巻。

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この本のあらすじ

1961年、日本政府の募集に応じてブラジルへ渡った衛藤たち。たどり着いた入植地は密林で、仲間は病で次々に亡くなりました。長い放浪の末に身を立てた衛藤は、かつての入植地で、仲間の幼い息子ケイを見つけます。時は移り、現代の東京。ケイと仲間たちは、移民を見捨てた国への復讐を実行に移します。彼らは何を求めているのでしょうか。

読む前に知っておきたいこと

上巻は1961年以降のブラジルから始まり、途中で現代の日本へ舞台が移ります。下巻では、襲撃を目撃した記者の貴子が、報道する立場と彼らへの共感との間で揺れる様子も描かれます。

編集部の選書メモ

この一冊を選ぶために

  • 戦後の移民政策を題材に、過去と現在を行き来する長編
  • 犯罪計画の展開と、その背景にある歴史を読みたい人へ
  • 文庫は上下二巻。移民の死や襲撃、人質事件を描く

こんな読み方をしたい人に

『室町無頼』で垣根涼介を知り、現代を舞台にした作品を読みたい人に。日本推理作家協会賞・大藪春彦賞・吉川英治文学新人賞を受けた作品から、長い犯罪小説を選びたいときの候補です。

今回は別の本がよさそうなとき

新潮文庫は上巻512ページ・下巻528ページの二冊で一作品です。代表書影と代表ISBNは上巻です。入植地での病死や貧困、外務省の襲撃、人質事件が描かれます。史実を題材にした小説で、移民史の解説書ではありません。

読み進め方の目安
何回かに分けて、じっくり読みたいときに。
文章の雰囲気
骨太
選書時に重視した読後感
視野が広がる・知識が増える
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掲載する作品は2冊構成です。以下から各巻を選べます。

購入・図書館利用の補足

版・巻・ISBN、価格・在庫は購入先でご確認ください。版によって収録内容が異なる場合があります。図書館の所蔵・利用条件は、リンク先でご確認ください。

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書誌・参考情報

出版社
新潮社
掲載版の刊行情報
2009-10-28
版・判型
新潮文庫・上下巻
上巻のISBN
9784101329734
下巻のISBN
9784101329741

版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『ワイルド・ソウル〔上〕』新潮文庫(下巻は同社132974) ↗(確認日 2026-10-09)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。

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