あらすじ
読書会で出会った一冊の本。それは、誰も読んだことがないはずの『熱帯』という本でした。不思議な本の行方を追ううちに、大学生の「僕」は読書会の面々とともに、想像を超える世界へと引き込まれていきます。本をめぐる謎が、読者自身をも巻き込んでいく、森見登美彦の知的冒険譚です。
こんな人におすすめ
- ✓深く考えたい気分のあなた
- ✓心を癒やしたい気分のあなた
- ✓美しい文章に浸りたい人
- ✓現実から少し離れて物語に没頭したい人
- ✓週末にじっくり読みたい人
この本の魅力
- 1第160回直木賞候補・高校生直木賞受賞作
- 2「読んだことのない本」をめぐる、不思議な読書譚
- 3森見登美彦らしい、知的好奇心をくすぐる幻想小説
この本のレビューを書く
この本の情報
- ジャンル
- ファンタジー
- 著者
- 森見登美彦
- 出版社
- 文藝春秋
- 刊行年
- 2021-09
- ISBN
- 9784167917463
- 文体
- 美しい文章
- 読める時間
- じっくり
- 読後感
- 現実から離れる(物語の世界から、ゆっくり帰ってくる感覚が残ります)
読む前・読んだあとに
この本が気になる人への読書ガイド
似ている本もチェック
同じファンタジーの本
詳細ファンタジー
海辺のカフカ〔上〕
村上春樹
新潮文庫版上巻。図書館で働く15歳の少年カフカと、猫と話す老境のナカタ。二人の旅が交差する長編。
十五歳の誕生日に家を出た少年・カフカは、高松の私設図書館で働きながら新しい生活を始めます。一方、猫と話す不思議な老人ナカタは、ある事件をきっかけに長い旅に出ます。現実と幻想が交錯する物語の上巻です。孤独な少年の旅と、不思議な出来事が交錯する物語です。孤独な少年の旅路の果てに、何が待つのか。村上ワールドの魅力が詰まった一冊です。
この本の魅力
- 1現実と幻想が交錯する独特の世界観に没入できる
- 2カフカとナカタ、二つの物語が交差する構成の妙
- 315歳の少年の旅と成長が心に響く長編
詳細ファンタジー
1Q84 BOOK1〈4月-6月〉
村上春樹
三部作のBOOK1。二つの月が浮かぶ「1Q84年」の世界で、青豆と天吾、二人の物語が交差する。
フィットネスクラブのインストラクター・青豆は、とある依頼をきっかけに、月が二つ浮かぶ「1Q84年」の世界に迷い込みます。一方、数学の教師・天吾も、不思議な小説の改稿をめぐって同じ世界に引き込まれていきます。二人の物語は、やがて静かな再会へと向かっていきます。現実と非現実の境界が溶けていく、村上春樹の長編大作の幕開けです。
この本の魅力
- 1二つの月が浮かぶ、独特の幻想世界に没入できる
- 2青豆と天吾、二人の視点が交錯する物語構成
- 3BOOK1〜3の三部作で読む、村上春樹の大長編
詳細ファンタジー
精霊の守り人
上橋菜穂子
異世界に生きる女用心棒バルサの冒険譚。物語の深さに圧倒される。
水の都カンバルの大橋で、短槍使いの女用心棒・バルサは、落下する皇子チャグムの命を救いました。チャグムは体内に水の精霊の卵を宿しており、掟に反する行いとして処刑される運命にあります。国の刺客に追われながら、バルサは皇子を守る旅に出ます。滅びゆく民と共に生きる精霊の世界、母と子の絆を描いたファンタジーの名作。アニメ化もされた守り人シリーズ第1作です。
この本の魅力
- 1緻密に作り込まれた世界観に没入できる
- 2守るという行為の意味を考えさせる
- 3アクションとドラマのバランスが絶妙
同じ気分の本
詳細ミステリー
氷菓
米澤穂信
日常に潜む小さな謎を、古典部の面々が静かに解きほぐす。知的な読書欲に応える一冊。
好奇心はあるけれど省エネ主義の高校生・折木奉太郎は、姉の命令で神山高校の古典部に入部します。そこで出会ったのは、好奇心の塊のような部長・千反田える。「わたし、気になります!」の一言に引きずられ、奉太郎は次々と持ち込まれる日常の謎を解き始めます。鍵のかかった教室、合唱祭の怪事件、文化祭の密室――。学校という小さな世界に隠された謎が、やがてひとつの物語に収束していく青春ミステリーの金字塔です。アニメ化もされた古典部シリーズ第1作。
この本の魅力
- 1「日常の謎」をテーマにした、初心者でも読みやすい青春ミステリー
- 2謎解きと個性豊かなキャラクターの掛け合いのバランスが絶妙
- 3読み終わった後に伏線へ気づき、再読したくなる仕掛け
詳細ミステリー
楽園のカンヴァス
原田マハ
ルソーを巡る美術ミステリー。作品と人生に、心がほどけていく。
絵画の世界に引き込まれる美術ミステリー。新進気鋭の画家が描いた一枚の絵をめぐり、ルソーという天才の足跡が次第に浮かび上がります。作品と人生が織りなす物語に、心がほどけていく一冊です。
この本の魅力
- 1アートとミステリーの融合が新鮮な読書体験をもたらす
- 2画家の人生に寄り添う、読後も余韻の残る物語
- 3美術に詳しくなくても、ぐいぐい引き込まれる構成




