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つぎの一冊
土の中の子供(中村文則)の表紙

中村文則『土の中の子供』(新潮文庫刊)

恋愛・人間ドラマ

土の中の子供

中村文則

新潮文庫 / 新潮社 / 2007-12-21 / 176ページ

ISBN 9784101289526

親に捨てられ、虐待を受けて育った27歳のタクシードライバー。暴力の記憶と向き合う「私」を描く、第133回芥川賞受賞作。短篇一編を併録。

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『土の中の子供』のあらすじ

27歳のタクシードライバーである「私」は、親に捨てられ、孤児として日常的に虐待を受けた日々の記憶に、いまも脅かされています。理不尽な暴力にさらされる経験を重ね、生きることとの距離を見失った「私」は、自分の半生を持てあましながら、その奥にあるものを探ろうとします。

読む前に知っておきたいこと

表題作は「私」の一人称で、現在の暮らしと虐待の記憶が語られます。併録の「蜘蛛の声」は、出版社が著者初の短篇と紹介する作品です。あとがきと解説(井口時男)が付いています。

編集部の選書メモ

この一冊を選ぶために

  • 表題作と、著者初の短篇「蜘蛛の声」の二編を収録
  • 暴力の記憶を抱えた人物の内面を、短い小説で読みたい人へ
  • 児童虐待と暴力の描写を含む。新潮文庫で176ページ

こんな読み方をしたい人に

芥川賞受賞作を短い分量で読みたい人に。暴力を受けた経験が人の内面に残すものを、一人の語りから考えたいときの候補です。

今回は別の本がよさそうなとき

児童虐待と暴力の描写が題材の中心です。似た経験が身近にある場合や、重い題材を避けたい日には別の本を選んでください。掲載版は2007年刊の新潮文庫(176ページ)です。

読み進め方の目安
短い区切りから読み始めたいときに。
文章の雰囲気
骨太
選書時に重視した読後感
視野が広がる
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購入・図書館利用の補足

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書誌・参考情報

出版社
新潮社
掲載版の刊行情報
2007-12-21
版・判型
新潮文庫
掲載版のページ数
176ページ
新潮文庫のISBN
9784101289526

版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『土の中の子供』新潮文庫 ↗(確認日 2026-10-12)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。

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