
吉本ばなな『ミトンとふびん』(新潮社刊)
恋愛・人間ドラマ
ミトンとふびん
吉本ばなな単行本 / 新潮社 / 2021-12-22 / 256ページ
ISBN 9784103834120
大切な人を亡くした人たちが、ヘルシンキ、ローマ、台北などの旅先で小さな出会いを重ねる六編。第58回谷崎潤一郎賞を受けた短編集。
版・巻を確認して購入先へこの本のあらすじ
身近な人を亡くし、その喪失を抱えたまま暮らす人たちがいます。冬のヘルシンキ、石畳のローマ、緑の濃い台北。訪れた土地での出会いは、悲しみを消すのではなく、日々の中の小さな喜びに気づかせます。失ったあと、人はどう生きていくのか。表題作や「SINSIN AND THE MOUSE」など六編を収めた短編集です。
読む前に知っておきたいこと
収録作は「夢の中」「SINSIN AND THE MOUSE」「ミトンとふびん」「カロンテ」「珊瑚のリング」「情け嶋」。2026年6月公開の映画『シンシン アンド ザ マウス/SINSIN AND THE MOUSE』は、このうちの一編を原作にしています。
EDITOR’S NOTE
この一冊を選ぶために
ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。
- 喪失を抱えた人と旅先の出会いを描く六つの短編
- 大きな事件より、静かな回復の過程を読みたい人へ
- 身近な人の死が各編の背景にある。掲載版は単行本
こんな読み方をしたい人に
『キッチン』を読み、吉本ばななの近年の短編を探している人に。旅先を舞台にした話を一編ずつ読みたいときや、映画の原作を確かめたいときの候補です。
今回は別の本がよさそうなとき
家族や大切な人との死別が繰り返し描かれます。喪失から日が浅い時期には、様子を見ながら選んでください。掲載版は2021年刊の新潮社の単行本(256ページ)です。文庫版を探す場合は、出版社と版を購入先で確認してください。
- 読み進め方の目安
- 短い区切りから読み始めたいときの候補。短く読める分類でも、内容の軽さや読了時間を保証するものではありません。
- 文章の雰囲気
- 美しい文章
- 選書時に重視した読後感
- 心が温まる・視野が広がる。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
自分に合う版で、続きを読む。
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書誌・参考情報
- 著者
- 吉本ばなな
- 出版社
- 新潮社
- 掲載版の刊行情報
- 2021-12-22
- 版・判型
- 単行本
- 掲載版のページ数
- 256ページ
- 単行本のISBN
- 9784103834120
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『ミトンとふびん』 ↗(確認日 2026-10-07)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
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