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卵の緒(瀬尾まいこ)の表紙

瀬尾まいこ『卵の緒』(新潮文庫刊)

恋愛・人間ドラマ

卵の緒

瀬尾まいこ

新潮文庫 / 新潮社 / 2007-06-28 / 224ページ

ISBN 9784101297729

自分は捨て子だと思っている少年と、卵の殻を見せる母さん。血のつながりとは別の親子の結びつきを描く表題作と「7's blood」を収めたデビュー作品集。

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この本のあらすじ

「僕」は自分が捨て子だと考えています。へその緒を見せてと頼んでも、母さんが出してくるのは卵の殻。それでも母さんは誰よりも僕を大切にしています。親子を親子にしているものは何なのか。表題作に加え、家庭の事情で初めて一緒に暮らすことになった異母姉弟を描く「7's blood」を収録した二編の作品集です。

読む前に知っておきたいこと

二編とも、血のつながりがない、あるいは半分だけという関係を出発点にしています。大きな事件ではなく、一緒に暮らす時間の中で関係が形になっていく過程に注目できます。

EDITOR’S NOTE

この一冊を選ぶために

ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。

  • 表題作と「7's blood」の二編を収めたデビュー作品集
  • 血縁だけでは説明できない家族の関係を読みたい人へ
  • 224ページ。親の事情に巻き込まれる子どもの話を含む

こんな読み方をしたい人に

『そして、バトンは渡された』で瀬尾まいこを知り、家族を描く初期の作品から読みたい人に。一編ずつ区切って読める短めの本を探すときの候補です。

今回は別の本がよさそうなとき

捨て子かもしれないという不安や、親と離れて暮らす子どもの状況が描かれます。表題作は2001年に坊っちゃん文学賞大賞を受けたデビュー作で、掲載版は2007年刊の新潮文庫、224ページです。

読み進め方の目安
短い区切りから読み始めたいときの候補。短く読める分類でも、内容の軽さや読了時間を保証するものではありません。
文章の雰囲気
軽やか
選書時に重視した読後感
心が温まる。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
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書誌・参考情報

出版社
新潮社
掲載版の刊行情報
2007-06-28
版・判型
新潮文庫
掲載版のページ数
224ページ
新潮文庫のISBN
9784101297729

版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『卵の緒』新潮文庫 ↗(確認日 2026-10-05)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。

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