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サクリファイス(近藤史恵)の表紙

近藤史恵『サクリファイス』(新潮文庫刊)

ミステリー

サクリファイス

近藤史恵

新潮文庫・シリーズ第1作 / 新潮社 / 2010-01-28 / 304ページ

ISBN 9784101312613

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自転車ロードレースで、エースを支える選手の役割に焦点を当てるミステリー。自分が勝つこととチームに尽くすことの間にある選択を追います。

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この本のあらすじ

陸上競技から転向した白石誓は、プロの自転車ロードレースでエースを勝たせるアシスト役を担っています。個人の勝利だけでは測れない競技の中で、白石はチームのために走る日々を送ります。ところがヨーロッパでのレース中に悲劇が起こり、仲間を支える行為にはどんな思いが込められていたのかが問われていきます。

読む前に知っておきたいこと

ロードレースには、チームのエースを勝たせるための役割があります。「自分が一番になる」という目標だけでは捉えられない競技の仕組みが、選択の意味を考える手がかりになります。

EDITOR’S NOTE

この一冊を選ぶために

ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。

  • アシスト役の視点で、競技と謎を重ねる一冊
  • 個人の目標とチームの役割の違いに関心がある人へ
  • レース中の悲劇を扱い、爽快なスポーツ物語だけではない

こんな読み方をしたい人に

スポーツの勝敗だけでなく、仲間への信頼や役割分担に関心がある人に。競技とミステリーの両方を入口にできるシリーズ最初の一冊として提案します。

今回は別の本がよさそうなとき

死につながる悲劇を扱うため、努力が報われる明るい物語だけを求める場合は注意してください。ロードレースの技術を教える実用書ではありません。掲載する文庫は304ページで、続編を含む合本ではありません。

読み進め方の目安
日々の読書時間に組み込みたいときの候補。まとまった時間がない日は、無理に読み切らず、気になるところで区切ってみてください。
文章の雰囲気
軽やか
選書時に重視した読後感
視野が広がる。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
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書誌・参考情報

出版社
新潮社
掲載版の刊行情報
2010-01-28
版・判型
新潮文庫・シリーズ第1作
掲載版のページ数
304ページ
新潮文庫・シリーズ第1作のISBN
9784101312613

版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『サクリファイス』新潮文庫版 ↗(確認日 2026-10-01)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。

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