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禁忌の子(山口未桜)の表紙

山口未桜『禁忌の子』(東京創元社刊)|装画:Q-TA|装幀:大岡喜直(next door design)

ミステリー

禁忌の子

山口未桜

単行本・四六判上製 / 東京創元社 / 2024-10-11 / 318ページ

ISBN 9784488025694

救急医の前に運ばれたのは、自分と同じ顔をした身元不明の遺体。旧友の医師とともに、死の理由と自身のルーツを調べる。

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この本のあらすじ

救急医の武田は、搬送されてきた身元不明の溺死体が自分にそっくりであることに気づきます。武田は旧友で医師の城崎と、亡くなった人物との関係を調べ始めますが、手がかりを持つはずの人物も密室で死亡。二つの死を追う調査が、武田自身の生い立ちへつながっていく医療ミステリーです。

読む前に知っておきたいこと

武田に似た遺体の身元を調べる問いと、密室で何が起きたかという問いが重なります。医師が事件を追う設定を選びたいのか、自分の出自を知る物語を選びたいのかで関心を整理できます。医療の専門書ではなく、過去と現在を行き来する小説です。

EDITOR’S NOTE

この一冊を選ぶために

ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。

  • 自分と同じ顔の遺体という疑問から、個人のルーツへ迫る
  • 医療の題材と、密室の謎の両方に関心がある人に
  • 遺体や死を扱うため、医師の日常を穏やかに読む本とは異なる

こんな読み方をしたい人に

身元や生い立ちに関する手がかりを、事件の推理と一緒に追いたい人に。状況が変わるたびに人物の関係を確かめながら読みたい日の候補です。318ページという記載は出版社の対象版書誌に基づき、読了時間の目安ではありません。

今回は別の本がよさそうなとき

溺死体や殺人を扱います。医師が主人公でも、療養中に安心して読めることを保証する分類ではありません。出生や死に関わる題材から距離を置きたい場合は、別の本を選んでください。刊行日は出版社が示す初版日を採用しています。

読み進め方の目安
日々の読書時間に組み込みたいときの候補。まとまった時間がない日は、無理に読み切らず、気になるところで区切ってみてください。
文章の雰囲気
骨太
選書時に重視した読後感
視野が広がる。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
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書誌・参考情報

出版社
東京創元社
掲載版の刊行情報
2024-10-11
版・判型
単行本・四六判上製
掲載版のページ数
318ページ
単行本・四六判上製のISBN
9784488025694

版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:東京創元社『禁忌の子』単行本書誌(確認日 2026-09-16)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。

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