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『容疑者Xの献身』に似た本 おすすめ6選

『容疑者Xの献身』(東野圭吾)が好きな人に。読後感や文体が近い作品を、つぎの一冊が厳選しました。

容疑者Xの献身(東野圭吾)の表紙

基準の一冊

容疑者Xの献身

東野圭吾

高校の数学教師・石神と、大学時代の友人で物理学者の湯川。隣人の母娘をめぐる事件を軸に、論理と感情が交差するガリレオシリーズ初の長編。

『容疑者Xの献身』のあらすじ・おすすめポイントを見る →

似ている本 6選

それぞれの「似ている点」を添えています。気になった一冊からどうぞ。

  • 虚ろな十字架(東野圭吾)の表紙1

    ミステリー

    虚ろな十字架

    東野圭吾

    同じ東野圭吾の社会派ミステリ。事件の加害者・被害者双方の人生に踏み込む重厚さは『容疑者Xの献身』と同じ深度です。

    娘を殺した犯人に死刑判決が出た後、中原道正と小夜子は離婚します。数年後、小夜子も刺殺され、町村という男が出頭しました。元妻の両親の相談に乗る中原は、小夜子が死刑廃止に反対する活動をしていたと知ります。新たな事件を追う過程で、犯罪に対する処罰と遺族の思いを問い直す物語です。

    この本の魅力

    1. 1娘と元妻を殺された人物を通して、事件後の家族を描く
    2. 2死刑と償いの関係を、物語の中で考えたい人に
    3. 3子どもの殺害と遺族の苦しみを扱う長編
  • 告白(湊かなえ)の表紙2

    ミステリー

    告白

    湊かなえ

    湊かなえのデビュー作。一人称の告白が積み重なる構成と、善悪の境界が揺らぐ読後感が共通しています。

    中学校の女性教師・森口悠子は、終業式のホームルームで、校内で亡くなった娘は事故死ではなく、このクラスの生徒に殺されたのだと告げます。級友、犯人、犯人の家族へと語り手が移り、同じ事件の見え方と、その後に起きる出来事が明らかになっていきます。第6回本屋大賞を受賞した湊かなえのデビュー作です。

    この本の魅力

    1. 1多視点構成で、同じ事件が違って見える
    2. 2語り手ごとに、事件の見え方とその後の出来事が明らかになる
    3. 3生徒が関わる死を扱うため、題材の重さに注意したい
  • 悪い夏(染井為人)の表紙3

    ミステリー

    悪い夏

    染井為人

    染井為人の長編。社会の底辺で罪に手を染める男を追うノワールで、罪を犯す人間への視線が『容疑者X』と重なります。

    26歳の守は、生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。同僚が生活保護の打ち切りをチラつかせ、ケースの女性に肉体関係を迫っていると知った守は、真相を確かめようと女性の家を訪ねます。しかし、その出会いをきっかけに、普通の世界から足を踏み外してしまいます。映画化もされたノワールサスペンスです。

    この本の魅力

    1. 1第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞・映画化
    2. 2生活保護の不正受給を描く、社会派ミステリー
    3. 3ケースワーカーの青年が道を踏み外していく過程を描く
  • 護られなかった者たちへ(中山七里)の表紙4

    ミステリー

    護られなかった者たちへ

    中山七里

    中山七里の社会派ミステリ。災害と事件を絡め、守られるべき人々の怒りを描く骨太な一作です。

    東日本大震災から4年後、仙台市内で福祉保健事務所の職員が遺体で見つかります。さらに県議会議員も同じような状況で発見され、捜査一課の笘篠誠一郎は二人の接点を追います。連続殺人の捜査を通して、支援を必要とする人と制度の間にある問題を描く社会派ミステリです。

    この本の魅力

    1. 12021年に映画化された社会派ミステリ
    2. 2東日本大震災後の仙台を舞台にした連続殺人
    3. 3福祉制度と正義を問う重いテーマ
  • シャドウワーク(佐野広実)の表紙5

    ミステリー

    シャドウワーク

    佐野広実

    佐野広実の長編。専業主夫の視点から日常の歪みを炙り出す心理サスペンスで、人の暗部を見つめる眼差しが共通しています。

    夫からの暴力を逃れた紀子は、シェルターに身を寄せます。一方、刑事の薫は、ある女性が死んだ事情を調べていました。二人の道が交わった先で、さらに死が重なっていきます。安全な場所を求める女性と事件を追う刑事の視点から、家庭内暴力と支配を描く長編ミステリーです。

    この本の魅力

    1. 1紀子と刑事・薫の二つの視点から、事件をたどる
    2. 2家庭内暴力や支配を扱う社会派ミステリーを探す人に
    3. 3暴力の被害と複数の死が関わる、重い題材の一冊
  • 時には懺悔を(打海文三)の表紙6

    ミステリー

    時には懺悔を

    打海文三

    打海文三のミステリ。静かな筆致で罪と赦しを問う重厚な読み味は『容疑者X』の読後にちょうどいい一冊です。

    元探偵の佐竹は、探偵スクールの生徒・中野の代理教官を引き受けます。実習で訪れた元同僚・米本の事務所にあったのは、米本の死体でした。佐竹と中野がその死を調べるうちに、過去に起きた障害のある子どもの誘拐事件が浮かび上がります。現在の殺人と親子の過去が交差する長編です。

    この本の魅力

    1. 1元探偵と実習生が組み、二つの事件のつながりを追う
    2. 2謎解きとともに、親子の関係を読みたい人に
    3. 3殺人と子どもの誘拐を扱う、重い題材のミステリー

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