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遠藤周作

遠藤周作のおすすめ本、2冊をご紹介します。

遠藤周作のおすすめ本

シリーズ作品・受賞作・話題作を中心にご紹介します。

  • 沈黙(遠藤周作)の表紙1

    歴史・時代小説

    沈黙

    遠藤周作

    遠藤周作『沈黙』(新潮文庫刊)

    キリシタン禁制下の日本へ来た司祭を通し、信仰と人間の弱さを問う長編。歴史的な事件の解説より、苦しみの前での判断を追います。

    島原の乱が終わり、キリスト教への取り締まりが続く日本へ、ポルトガル人司祭ロドリゴが渡ってきます。彼が向き合うのは、信仰を守ろうとして苦しむ人々と、自分が信じてきた神への問い。人を救いたいという思いと、目の前の苦痛との間で揺れる判断を描く長編小説です。

    この本の魅力

    1. 1禁教下の日本を、来日した司祭の側からたどる長編
    2. 2信念を守ることと他者を救うことの違いを考えたい人へ
    3. 3迫害や拷問を扱うため、題材の重さを確かめて選ぶ
  • 海と毒薬(遠藤周作)の表紙2

    恋愛・人間ドラマ

    海と毒薬

    遠藤周作

    遠藤周作『海と毒薬』(新潮文庫刊)

    戦争末期、大学病院で行われる捕虜の生体解剖を題材にした小説。残虐な行為に加わる人間の良心と、周囲の空気を問い直します。

    戦争末期の九州にある大学付属病院で、米軍捕虜の生体解剖が行われます。参加する者たちは、なぜその行為を止められないのか。極限の状況だけでなく、日常と地続きの判断や罪の意識に目を向け、個人の良心と組織の中での振る舞いを考えさせる小説です。

    この本の魅力

    1. 1戦時の病院を舞台に、加害に関わる人間を描く
    2. 2周囲に従うことと個人の責任を分けて考えたい人へ
    3. 3生体解剖と死を扱い、気分転換向きとは限りません

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