この記事の結論
- 気分に合う本は、読了率と満足度が高まる
- 気分(癒やし・刺激・思索など)は6つの軸で表せる
- 読める時間と読み終わりの気持ちも合わせると失敗しにくい
「積読がたまって、読みたい本が思い出せない」。そんな悩みはありませんか? 本を選ぶとき、多くの人は「何を読むか」だけを考えますが、実は「いまの気分で選ぶ」ことが、読書を大きく変えるカギです。今回は、気分から本を選ぶことの効用と、そのコツをご紹介します。
気分と本が合うと、集中力が変わる
疲れた夜に重厚な哲学書を開いても、なかなか頭に入ってこないものです。逆に、静かな夜に、ひたすら穏やかな随筆を読むと、不思議とページが進みます。読書は「本の質」だけでなく「本と自分の状態の相性」で、大きく体験が変わります。いまの気分に合った本を選ぶだけで、集中力も理解度も変わってくるのです。
たとえば、そっと静かに過ごしたい日は『旅をする木』(星野道夫)のような、ひとつの風景をじっくり描くエッセイ。刺激が欲しい日は『白夜行』(東野圭吾)のような、先が気になって眠れなくなる長編。同じ人でも、日によって「正解の本」は変わります。
「読める時間」も大切な条件
気分に加えて、もうひとつ見落としがちなのが「読める時間」です。電車の待ち時間に読むなら短編集、週末に没頭したいなら長編。読める時間に合わない本を選ぶと、積読の原因になりがちです。手軽に読める一冊を選ぶだけで、「読めた」という達成感も生まれます。
5つの軸で、いまの自分に合う本を探す
「つぎの一冊」の診断では、気分・ジャンル・読める時間・文体・読み終わった後の気持ちの5つの軸で、あなたに合う本をスコアリングして10冊ご提案します。どれかひとつでも「いまの自分」に合った軸があれば、その本との出会いはぐっと良いものになります。
本は、読む人の気分によって何度でも違う景色を見せてくれます。気分で選ぶ読書を、ぜひ楽しんでみてください。きっと、いつもよりずっと「読みたい一冊」に出会いやすくなります。