
横山秀夫『ノースライト』(新潮文庫刊)
ミステリー
ノースライト
横山秀夫新潮文庫 / 新潮社 / 2021-11-27 / 560ページ
ISBN 9784101316734
建築士の青瀬が設計した信濃追分の家に、誰も住んでいなかった。姿を消した施主を追ううち、建築家ブルーノ・タウトの名が浮かぶ長編ミステリー。
版・巻を確認して購入先へこの本のあらすじ
建築士の青瀬稔は、自分の代表作となった信濃追分のY邸を訪ね、引き渡してから一度も人が住んだ形跡がないことを知ります。連絡のつかない施主の吉野は、なぜ家を残して姿を消したのか。行方をたどるうちに、ドイツ人建築家ブルーノ・タウトの存在が関わってきます。住まれなかった家の謎を追う長編です。
読む前に知っておきたいこと
事件の捜査ではなく、設計者が自分の建てた家の謎を調べる形で進みます。北からの光を取り入れた家と、建築家ブルーノ・タウトをめぐる話が、施主の行方と結びついていきます。
EDITOR’S NOTE
この一冊を選ぶために
ここからは編集部の選書判断です。読みやすさや読後感には個人差があります。
- 住まれなかった家と消えた施主の謎を追う長編
- 警察小説とは違う横山秀夫作品を読みたい人へ
- 560ページの長編。建築家タウトの話題が謎に関わる
こんな読み方をしたい人に
殺人事件の犯人当てより、人が姿を消した理由を少しずつ探る物語を読みたい人に。2020年本屋大賞4位の作品から長編ミステリーを選びたいときの候補です。
今回は別の本がよさそうなとき
560ページあり、短時間で結末まで読みたい日には向きません。主人公は建築士で、警察官を主人公にした作品とは立場が異なります。掲載版は2021年刊の新潮文庫で、2019年刊の単行本とは別版です。
- 読み進め方の目安
- 何回かに分けて、じっくり向き合いたいときの候補。区切りと進捗をメモに残すと、次に開く場所を思い出せます。
- 文章の雰囲気
- 骨太
- 選書時に重視した読後感
- 視野が広がる。すべての読者に同じ感想が生まれるとは限りません。
自分に合う版で、続きを読む。
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書誌・参考情報
- 著者
- 横山秀夫
- 出版社
- 新潮社
- 掲載版の刊行情報
- 2021-11-27
- 版・判型
- 新潮文庫
- 掲載版のページ数
- 560ページ
- 新潮文庫のISBN
- 9784101316734
版・ページ数・追加解説の設定を確認した情報源:新潮社『ノースライト』新潮文庫 ↗(確認日 2026-10-06)。出版社の内容紹介には、本文より詳しい展開が記載される場合があります。
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